6.2.12.2 chvolume

ボリュームの属性を変更します。

用途

chvolumeコマンドを使用すると、Exascaleボリュームの属性を変更できます。

構文

chvolume volume-id [ --attributes attribute=value[,attribute=value] ... ]

コマンド・オプション

chvolumeコマンドのオプションは、次のとおりです:

  • volume-id: 変更するボリュームを識別します。lsvolumeコマンドを使用すると、各ボリュームの識別子を検出できます。

  • --attributes: オプションで、変更する属性を指定します。

    describeコマンドを使用して、属性の詳細を表示できます。具体的には、describe chvolumeを使用して、変更可能なボリューム属性の詳細を表示します。

使用上のノート

chvolumeコマンドは、指定されたボリュームがアタッチされていない場合にのみ続行します。

例6-149 ボリューム・サイズの変更

この例では、ボリュームIDが2:50e52177583f4be4bad68ac20b65001eのボリュームのサイズを変更します。

@> chvolume 2:50e52177583f4be4bad68ac20b65001e --attributes size=200m

例6-150 ボリューム所有者の変更

1つのボリュームには、最大2人の所有者を設定できます。次の各例では、ボリューム所有者を変更する様々な方法を示します。

  • 次のコマンドは、指定されたボリュームの唯一の所有者としてscottを設定します:

    @> chvolume 2:50e52177583f4be4bad68ac20b65001e --attributes owners=scott
  • 次のコマンドは、指定されたボリュームの共同所有者としてscottおよびdaveを設定します。

    @> chvolume 2:50e52177583f4be4bad68ac20b65001e --attributes owners=scott,dave
  • 次のコマンドは、指定されたボリュームの所有者としてdaveを削除します:

    @> chvolume 2:50e52177583f4be4bad68ac20b65001e --attributes owners=-dave
  • 次のコマンドは、指定されたボリュームの所有者としてpeterを追加します:

    @> chvolume 2:50e52177583f4be4bad68ac20b65001e --attributes owners=+peter