3.5.1 ACLのリスト

アクセス制御リスト(ACL)は、ユーザーがExascaleボールトおよびファイルに対して実行できる操作を制御します。

ACLに関する情報を表示するには、ESCLI lsaclコマンドを使用します:

  • すべてのボールトのACLを表示するには、ルート・ディレクトリがESCLIセッションの現在の作業ディレクトリであるときに、引数を指定せずにlsaclコマンドを使用します。次に例を示します:
    @> lsacl
  • ボールト内のすべてのファイルのACLを表示するには、lsaclコマンドを使用して、ファイルのボールト名をワイルドカード(*)とともに指定します。次に例を示します:
    @> lsacl @myvaultname/*

    あるいは、現在の作業ディレクトリが目的のボールト内にあるときに、引数を指定せずにlsaclコマンドを使用できます。次に例を示します:

    @> cd @myvaultname
    @myvaultname/> lsacl
  • 特定のボールトまたはファイルのACLを表示するには、lsaclコマンドを使用して、目的のボールトまたはファイルを指定します。次に例を示します:
    @> lsacl @myvaultname/somefile
  • 複数のボールトおよびファイルのACLを表示するには、lsaclコマンドを使用して、複数のボールトおよびファイル指定文字列を指定します。次に例を示します:
    @> lsacl @myvaultname @myvaultname/* @anothervaultname @anothervaultname/somefile