7.7.1.7.22 pmemcachesize属性

用途

pmemcachesize属性は、永続メモリー(PMEM)キャッシュ内の領域使用量の強い制限を定義します。キャッシュがいっぱいでない場合でも、制限を超えることはできません。

ノート:

この属性は、23.1.0より前のOracle Exadata System Softwareリリースに適用されます。それ以外の場合は、「xrmemcachesize属性」を参照してください。

構文

 ALTER IORMPLAN 
   dbplan=(( name=db_name, ... pmemcachesize=number ... ) ... )

使用上のノート

  • pmemcachesizeの値はバイト単位で指定します。接尾辞M (MB)、G (GB)またはT (GB)を使用してより大きい値を指定することもできます。たとえば、300M150Gまたは1Tです。

  • pmemcachesizeの値は4 MB以上にする必要があります。

  • pmemcachelimit属性とpmemcachesize属性は同じディレクティブで指定できません。

  • pmemcachesizeの値は、pmemcacheminが指定されている場合はこれより小さくすることはできません。

  • IORMプランで、PMEMキャッシュのサイズがすべてのpmemcacheminおよびpmemcachesize割当てに対応できる場合、各pmemcachesize定義は保証された領域割当てを表します。

    ただし、pmemcachesize属性を使用してPMEMキャッシュ内の領域を過剰にプロビジョニングできます。したがって、PMEMキャッシュ・サイズがすべてのpmemcacheminおよびpmemcachesize割当てに対応できない場合は、pmemcacheminのみが保証されます。