7.7.1.7.25 type属性

用途

type属性を使用すると、多数のデータベースが含まれる環境でリソース・プランを簡単に管理および構成できるように、プロファイルまたはテンプレートを作成できます。

構文

 ALTER IORMPLAN 
   dbplan=(( name=db_name, ... type={database|profile} ... ) ... )

使用上のノート

  • type: ディレクティブ・タイプを指定します。有効な値は、databaseまたはprofileです。

    • type=database: 特定のデータベースに適用するディレクティブを指定します。typeを指定しない場合、ディレクティブはdatabaseタイプにデフォルト設定されます。

    • type=profile: 特定のデータベースではなくプロファイルに適用するディレクティブを指定します。データベースをIORMプロファイルに関連付けるには、データベース初期化パラメータdb_performance_profileをプロファイルnameの値に設定する必要があります。プロファイルにマップするデータベースは、プロファイルに指定されている設定を継承します。

      プロファイル・ディレクティブには、levelallocationasmclusterおよびroleを除く任意の属性を含めることができます。

      プロファイル名をOTHERまたはDEFAULTにすることはできません。

  • dbplanには、プロファイルとデータベース・ディレクティブの組合せを含めることができます。

例7-56 プロファイルの作成

この例では、データベース・プランの一部としてプロファイルを指定する方法を示しています。

CellCLI> ALTER IORMPLAN                                -
         dbplan=((name=gold, share=10, type=profile),  -
                 (name=silver, share=5, type=profile), -
                 (name=bronze, share=1, type=profile))