7.7.1.7.18 xrmemcachemin属性
用途
xrmemcachemin
属性は、Exadata RDMAメモリー・キャッシュ(XRMEMキャッシュ)で最低限保証される領域割当てを指定します。
構文
ALTER IORMPLAN
dbplan=(( name=db_name, ... xrmemcachemin=number ... ) ... )
使用上のノート
-
xrmemcachemin
の値はバイト単位で指定します。接尾辞M
(MB)、G
(GB)またはT
(GB)を使用してより大きい値を指定することもできます。たとえば、300M
、150G
または1T
です。 -
xrmemcachemin
の値は4 MB以上にする必要があります。 -
どのプランでも、すべての
xrmemcachemin
値の合計がXRMEMキャッシュのサイズを超えることはできません。 -
xrmemcachelimit
が指定されている場合、xrmemcachemin
の値はxrmemcachelimit
を超えることはできません。 -
xrmemcachesize
が指定されている場合、xrmemcachemin
の値はxrmemcachesize
を超えることはできません。 -
Oracle Exadata System Softwareリリースが23.1.0のExadata X8MおよびX9Mシステムでは、以前はPMEMキャッシュと呼ばれていた永続メモリー・データ・アクセラレータがXRMEMキャッシュと呼ばれるようになりました。
下位互換性のために、Exadata X8MおよびX9Mシステムでは、
ALTER IORMPLAN
コマンドでxrmemcachemin
のかわりにpmemcachemin
を使用できます。ただし、Oracle Exadata System Softwareリリース23.1.0以降では、LIST IORMPLAN
コマンドからの出力にはxrmemcachemin
のみが表示されます。
親トピック: ALTER IORMPLAN