9.7.1.2 グリッド・ディスクの仮想サイズの計算
次の式を使用して、スパースASMディスク・グループに割り当てる仮想サイズを推計できます。
Virtual size required for sparse disks = (SUM(full virtual size of all Exadata snapshots) + Physical space allocated) * ASM Redundancy
前の項の例を使用すると、10個のExadataスナップショットがあります。これらがテスト・マスターのフル・コピーである場合、それぞれ250GBになります。
次に、合計仮想領域の計算を示します。
Full size for 5 snapshots per test master, for a total of 10 snapshots: 10 * 250 GB = 2500 GB Size of the 2 test masters: 2 * 250 GB = 500 GB Subtotal 3000 GB Normal redundancy: 2 * 3000 GB = 6000 GB
この値をディスク数で割って、各ディスクのvirtualsize
パラメータを決定します。各グリッド・ディスクの仮想サイズは、16MBごとの境界で割り当てる必要があります。各グリッド・ディスクのMBのvirtualSize
パラメータが16で均等に分割できない場合は、16MB境界に合うように調整します。
複数のプロジェクトや複数の反復で使用するために余分な領域を確保しておく必要があることに注意してください。
親トピック: スパース・グリッド・ディスクの作成