3.1.2 CELL_OFFLOAD_PLAN_DISPLAY

データベース・パラメータのCELL_OFFLOAD_PLAN_DISPLAYでは、Oracle Exadata System Softwareで評価可能な条件を、SQLコマンドのSTORAGE条件としてSQL EXPLAIN PLANコマンドで表示するかどうかを指定します。

CELL_OFFLOAD_PLAN_DISPLAYパラメータの値は、AUTOALWAYSNEVERです。デフォルト値はAUTOです。

  • AUTOでは、SQL EXPLAIN PLANコマンドに、STORAGEとして評価できる条件を表示するように指示します(セルが存在する場合で、そのセルに表がある場合のみ)。

  • ALWAYSは、Oracle Exadata System Softwareが存在するか、または表がセル上にあるかどうかとは関係なく、Oracle Exadata System Softwareに基づいてSQL EXPLAIN PLANコマンドに対する変更を作成します。この設定を使用して、Oracle Exadata Storage Serverに移行する前にOracle Exadata Storage Serverにオフロード可能な内容を確認できます。

  • NEVERでは、Oracle Exadata System Softwareに関してSQL EXPLAIN PLANコマンドは変更されません。

SQLのALTER SYSTEMコマンドまたはALTER SESSIONコマンドを使用すると、CELL_OFFLOAD_PLAN_DISPLAYパラメータを動的に設定できます。次に例を示します:

SQL> ALTER SESSION SET cell_offload_plan_display = ALWAYS;