7.7.5.6 DESCRIBE DATABASE

用途

アクティブ・データベースを対象として、指定した属性を表示します。

構文

DESCRIBE DATABASE

使用上のノート

DESCRIBE DATABASEコマンドの属性には、次のものがあります。

  • name: データベース名。

  • asmClusterName: 関連付けられたASMクラスタの名前。この属性は、ASM-Scoped Securityが構成されている場合に移入されます。

  • databaseID: データベースの一意の識別子。

  • flashCacheLimit: データベースで使用できるフラッシュ・キャッシュ領域の容量を指定します。値は弱い制限であるため、フラッシュ・キャッシュがフルでない場合、データベースはさらに多くの領域を消費する可能性があります。

  • flashCacheMin: データベースに対して保証されるフラッシュ・キャッシュ領域の最小容量を指定します。

  • flashCacheSize: データベースで使用できるフラッシュ・キャッシュ領域の最大容量を指定します。値は、いかなる時点でも超えることのできない強い制限です。

  • iormDiskLimit: 使用可能なディスク・リソースの割合として表した、データベースのI/O使用率の制限を指定します。

  • iormDiskShare: データベースで使用できるディスクI/Oリソースの相対的な共有を指定します。共有値が高いほど、優先度が高くなり、I/Oリソースへのアクセスが強化されます。

  • iormFlashLimit: 使用可能なフラッシュ・リソースの割合として表した、データベースのI/O使用率の制限を指定します。

  • iormFlashShare: データベースで使用できるフラッシュI/Oリソースの相対的な共有を指定します。共有値が高いほど、優先度が高くなり、I/Oリソースへのアクセスが強化されます。

  • lastRequestTime: データベースに対する前回のリクエストのタイム・スタンプ。

  • pmemCacheLimit: データベースで使用できるPMEMキャッシュ領域の容量を指定します。値は弱い制限であるため、PMEMキャッシュがフルでない場合、データベースはさらに多くの領域を消費する可能性があります。

  • pmemCacheMin: データベースに対して保証されるPMEMキャッシュ領域の最小容量を指定します。

  • pmemCacheSize: データベースで使用できるPMEMキャッシュ領域の最大容量を指定します。値は、いかなる時点でも超えることのできない強い制限です。

  • profile: データベースに関連付けられているIORMプロファイル。

  • xrmemCacheLimit: データベースで使用できるXRMEMキャッシュ領域の容量を指定します。値は弱い制限であるため、XRMEMキャッシュがフルでない場合、データベースはさらに多くの領域を消費する可能性があります。

  • xrmemCacheMin: データベースに対して保証されるXRMEMキャッシュ領域の最小容量を指定します。

  • xrmemCacheSize: データベースで使用できるXRMEMキャッシュ領域の最大容量を指定します。値は、いかなる時点でも超えることのできない強い制限です。

次の例は、DATABASEオブジェクトを指定したDESCRIBEコマンドを示しています。

例7-99 DATABASEオブジェクトの説明

CellCLI> DESCRIBE DATABASE
        name
        asmClusterName
        databaseID
        flashCacheLimit
        flashCacheMin
        flashCacheSize
        iormDiskLimit
        iormDiskShare
        iormFlashLimit
        iormFlashShare
        lastRequestTime
        pmemCacheLimit
        pmemCacheMin
        pmemCacheSize
        profile
        xrmemCacheLimit
        xrmemCacheMin
        xrmemCacheSize

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