7.7.5.15 DESCRIBE LUN
用途
DESCRIBE LUN
コマンドは、LUN
オブジェクト・タイプの属性のリストを表示します。
構文
DESCRIBE LUN
使用上のノート
DESCRIBE LUN
コマンドの属性には、次のものがあります。
-
cellDisk
: フラッシュ・ディスクの名前(FD_02_rack1celadm10
など)。ハード・ディスクには使用されません。 -
deviceName
: LUNのオペレーティング・システム・デバイス名。たとえば、/dev/c1d5
。 -
diskType
: ディスクのタイプ。 -
errorCount
: このLUNでのエラー数。 -
id
: システムによって割り当てられる一意の識別子。 -
isSystemLun
: ディスクがシステム・ディスクであるかどうかを示すインジケータ。値がTRUE
の場合、ディスクはシステム・ディスクです。値がFALSE
の場合、ディスクはシステム・ディスクではなく、データを格納するのみです。 -
lunSize
: セル・ディスクに変換される前のLUNのRAWサイズ。 -
lunUID
: システムによって割り当てられる一意の識別子。 -
lunWriteCacheMode
: LUN書込みキャッシュのステータス。ステータスはWrite Through Mode
またはWrite Back Mode
です。 -
name
: LUNに割り当てられる一意の名前。IDが一意でない場合は、異なる(拡張形式)LUN IDになる場合があります。 -
overProvisioning
: フラッシュ・ストレージ内のブロックうち、特定のLUNで今後も使用できるようにオーバー・プロビジョニングされたブロックの割合を示すインジケータ。この属性は、フラッシュ・ディスク専用です。 -
physicalDrives
: LUNを形成する物理ディスク名。 -
raidLevel
: LUNで使用中のRAIDレベルの値。たとえば、RAID 0
です。 -
status
: LUNのステータス。値はnormal
、warning
、またはcritical
です。
例
次の例は、LUN
オブジェクトを指定したDESCRIBE
コマンドを示しています。
例7-108 LUNオブジェクトの説明
CellCLI> DESCRIBE LUN
name
cellDisk
deviceName
diskType
errorCount
id
isSystemLun
lunSize
lunUID
lunWriteCacheMode
overProvisioning
physicalDrives
raidLevel
status
関連トピック
親トピック: DESCRIBE