7.1.1 CellCLIの起動

CellCLIは、管理するセルでオペレーティング・システムのコマンドラインから起動できますが、ネットワーク接続されたクライアントからSecure Shell(SSH)を使用してリモートで起動することもできます。

構文

コマンドライン構文は次のとおりです。

cellcli [-n] [-m] [-x] [ --xml | --json ] [ -e command ]

オプション

CellCLIコマンドでは、次のオプションを使用できます。

  • -nCellCLIユーティリティを非対話型モードで実行します。このオプションでは、コマンド・プロンプトが非表示になり、コマンドライン編集機能が無効になります。

  • -mCellCLIを監視モード(読取り専用)で実行します。

  • -x — バナーを抑止します。

  • --xml — コマンド出力をXML形式で表示します。

  • --json — コマンド出力をJSON形式で表示します。

  • -e command — 指定されたCellCLIコマンドを実行します。次に例を示します:

    $ cellcli -e list cell detail
    $ cellcli -e "list celldisk attributes name where name   -
      like '.*cell01'"

    CellCLIはコマンドの実行後に終了します。

認証

CellCLIには、ログイン・パラメータや接続コマンドはありません。CellCLIでは、セルのオペレーティング・システム認証を使用します。CellCLIが起動されるディレクトリは、CellCLISPOOLおよびSTARTコマンドでのファイル・アクセスに制限がないデフォルト・ディレクトリです。