8.3.1 dcliを使用した現在のユーザーのSSHユーザー等価の設定
この例は、-k
オプションを使用して現在のユーザーのSSHユーザー等価を設定する方法を示しています。
例8-1 現在のユーザーのSSHユーザー等価の設定
$ ./dcli -k -g mycells
-k
オプションは、SSHプロトコルのバージョン2でユーザーがデフォルトのキー・ファイル名を受け入れていることを前提とします。これらのファイル名はid_dsa.pub
またはid_rsa.pub
で、~/.ssh
ディレクトリにあります。
ユーザーはセル認証の確認を求められたり、リモート・ユーザーのパスワードを求められたりする場合があります。-k
のキーの交換は、ユーザーがすべてのセルでパスワード入力を同時に求められないように、セル間で連続して実行されます。-k
オプションが一度使用されると、同じセルに対する後続のコマンドでは-k
オプションが不要になり、そのユーザーのパスワードをホストから取得する必要もありません。
親トピック: dcliの例