リリース20.2の新機能

一般的なORDER BYとGROUP BY

以前のリリースでは、ORDER BYとGROUP BYはORDER BY/GROUP BY式で行をソートする索引がある場合にのみ使用可能でした。さらに、問合せにORDER BYとGROUP BYの両方を含めることはできませんでした。このリリースでは、これらの制限はありません。一般的なORDER BYとGROUP BYは、問合せ結果を完全にドライバ・メモリーでマテリアライズする必要があるため、のドライバ・メモリーを大量に消費する可能性があります。

SELECT DISTINCT

DISTINCTキーワードがSELECT句でサポートされるようになりました。存在する場合、重複した結果は問合せ結果セットから削除されます。一般的なORDER BYおよびGROUP BYと同様に、SELECT DISTINCTはドライバ・メモリーに完全な結果セットをキャッシュする必要があります。

Streams APIおよび複数リージョン表のTTL

Streams APIおよび複数リージョン表での有効時間(TTL)のサポートが追加されました。Streams APIによりサブスクライバに提供される行には、ソース・ストアからの操作のTTL有効期限が含まれます。各行のTTL有効期限は他のリージョンにレプリケートされます。そのため、任意のリージョンの複数リージョン表の行は、操作が行われたリージョンからレプリケートされた有効期限をもって期限切れになります。