UUID列を含む表の行の更新

UUID列を、GENERATED BY DEFAULTであるかどうかに関係なく更新できます。関数random_uuidを使用してランダムUUID値を生成し、列を更新できます。関数random_uuidは、ランダムに生成されたUUIDを36文字の文字列として返します。

例7-23 GENERATED BY DEFAULT句なしで定義されたUUID列の更新

UUIDデータ型であるid列を含めて表を作成します。

CREATE TABLE myTable (tabId INTEGER, id STRING AS UUID, PRIMARY KEY (tabId))

出力:

Statement completed successfully

その表にデータを挿入します:

INSERT INTO myTable values(1,"a81bc81b-dead-4e5d-abff-90865d1e13b1")

出力:

Statement completed successfully

組込みのrandom_uuid関数を使用してid列を更新します。

UPDATE myTable set id=random_uuid() where tabId=1

出力:

Statement completed successfully

前述の例では、GENERATED BY DEFAULTでないUUID列を更新する方法を示しています。これを行うには、NoSQL主キーの値は不変であるため、UUID列を主キーの一部にしないでください。前述の例では、tabIdが主キーです。したがって、random_uuid関数を使用してUUID列を更新できます。