3.4 データの入力および変更
表やビューへのデータの入力や、既存のデータの編集や削除ができます。これらの操作を実行するには、「接続」パネルでオブジェクトを選択して、表の詳細表示で「データ」タブをクリックします。これ以外のタブの「列」、「制約」、「権限」、「統計」、「トリガー」などをクリックすると、情報を表示し、関連するコンテキスト・メニュー(右クリック)操作を実行できます。
次の図は、EMPLOYEESという名前の表の「データ」ペインを示しています。フィルタが適用され、department_idが60の従業員のみが表示されます。フィルタ・アイコンが、表のdepartment_id列名の横に表示されます。
「データ」タブには次のオプションがあります。
- 「挿入」は、新しいデータを入力するために、表の先頭に空の行を追加します。
- 「エクスポート」: ファイルまたはシステム・クリップボードに、一部またはすべての表データをエクスポートできます。利用可能な形式は、XML(XMLタグおよびデータ)、CSV(列識別子用のヘッダー行を含むカンマ区切り値)、SQL挿入(INSERT文)またはSQL*Loader(SQL*Loader制御ファイル)のいずれかです。形式を選択すると、「データベース・エクスポート」(データベース・オブジェクトおよびデータのアンロード)ウィザードが表示されます。
- 「選択したものの削除」は、選択された行を削除対象としてマークします。実際の削除は、変更をコミットするまで行われません。
- 「コミット」は、現在のトランザクションを終了し、トランザクションで実行されたすべての変更を確定します。
- 「すべて元に戻す」は、現在のトランザクションで変更が加えられる前の状態に戻します。
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「フィルタ」アイコンを使用すると、データの表示を制限するフィルタを追加できます。列名、演算子および値を入力し、「追加」をクリックします。フィルタは下に追加されます。必要に応じてフィルタを追加します。フィルタを適用するには、「適用」をクリックします。
- 「リフレッシュ」アイコンはデータベースに問合せを実行して、データの表示を更新します。フィルタが指定されている場合、リフレッシュ操作でフィルタが使用されます。
データ・グリッドのコンテキスト・メニュー(右クリック)には、次のコマンドが含まれています。
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単一レコード・ビュー: 「単一レコード・ビュー」ダイアログ・ボックスを表示します。これによって、表またはビューのデータを1レコードずつ編集できます。
- 行のカウント: 表内の行数を表示します。
- 「エクスポート」: ファイルまたはシステム・クリップボードに、一部またはすべての表データをエクスポートできます。利用可能な形式は、XML(XMLタグおよびデータ)、CSV(列識別子用のヘッダー行を含むカンマ区切り値)、SQL挿入(INSERT文)またはSQL*Loader(SQL*Loader制御ファイル)のいずれかです。形式を選択すると、「データベース・エクスポート」(データベース・オブジェクトおよびデータのアンロード)ウィザードが表示されます。
列名を右クリックすると、コンテキスト・メニューのコマンドは次のようになります。
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すべての列を自動調整: 指定(列ヘッダー、列データまたは最適サイズ)に基づいて、すべての列の幅を調整します。
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選択した列を自動調整: 指定(列ヘッダー、列データまたは最適サイズ)に基づいて、選択した列の幅を調整します。
- 「列」を使用すると、列の順序変更、非表示または表示が可能です。
- 「ソート」を使用すると、列を昇順または降順にソートできます。