2.1 Oracle SQL Developer for VS Codeのインストール

Oracle SQL Developer for VS Codeは、すべての主要プラットフォームで使用できます。
Oracle SQL Developer for VS Codeをインストールするには、次のステップを実行します。

ノート:

初めてインストールした後、VS Code用のSQL Developer拡張機能は、新しいバージョンが使用可能になると自動的に更新されます。

  1. 左側のアクティビティ・バーで「拡張機能」アイコンをクリックするか、「表示」: 「拡張機能」コマンド(Ctrl+Shift+X)を使用します。
  2. 「拡張機能」ペインの「検索」フィールドに、SQL Developerと入力します。

    SQL Developerが検索結果の1つとして表示されます。

  3. 結果エントリで、「インストール」をクリックします。

    SQL Developerが左側のペインのINSTALLEDの下に表示され、左側のサイド・バーにSQL Developerアイコンが表示されます。

  4. アイコンをクリックして、SQL Developerを開きます。左ペインに、「接続」および「SQLスニペット」が表示されます。

2.1.1 Windowsドメインのユーザー・アカウントのファイル権限

Windowsにユーザーのローカル・アカウントとドメイン・アカウントの両方がある場合は、そのディレクトリがローカル・アカウントに割り当てられ、ドメイン・アカウントにアクセスできないセキュア・ストレージが作成されます。つまり、ローカル・ユーザーが所有するDBToolsディレクトリが、ドメイン・ユーザーのAppData\Roamingの場所に作成されます。

この問題を解決するには:

  1. SQL Developer for VS Codeリリース23.4.0をアンインストールします。

  2. DBToolsディレクトリを削除します。

    ドメイン・ユーザーとして、<domain-user>/AppData/Roaming/DBToolsを開こうとすると、エラー・メッセージが表示されます。

    エラー・メッセージ

    これを解決するには、次のいずれかを実行します。

    • 管理者でもある場合、アクセスを要求されるので、新しいバージョンをインストールする前にディレクトリを削除できます。
    • 管理者でない場合は、ディレクトリの削除を支援できる管理者に問い合せてください。
    • ローカル・パスワードとドメイン・パスワードの両方を知っている場合は、ドメイン・ユーザー・ディレクトリへのローカル・アカウント・アクセスを指定します。

      image

      フォーカスがAppData\Roaming\DBToolsへのパスにあるため、エラーを無視します。

      権限は次のとおりです。

      ローカル・ユーザーとしてログインし、<domain user>\AppData\Roamingに移動して、DBToolsを削除します。

      ドメイン・ユーザーとしてログインし、ドメイン・アカウントのホーム・ディレクトリへのローカル・アカウント・アクセスを削除します。

      image
  3. SQL Developer for VS Codeリリース23.4.1をインストールします。