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Groovyスクリプトのデバッグ

アプリケーション・コンポーザのGroovyスクリプト・デバッガを使用して、オブジェクトに対して定義したオブジェクト関数および検証をデバッグします。 デバッグ中に、オブジェクトおよび属性値を調べることもできます。

Groovyスクリプト・デバッガへのアクセス

アプリケーション・コンポーザの「カスタム・オブジェクト」ページまたは「標準オブジェクト」ページから、Groovyスクリプト・デバッガにアクセスします。

デバッガにアクセスするには:

  1. アプリケーション・コンポーザの「オブジェクト」ツリーで、「カスタム・オブジェクト」または「標準オブジェクト」リンクをクリックします。
  2. 表示されるカスタム・オブジェクトまたは標準オブジェクトの「オブジェクト」ページで、デバッグするオブジェクトを選択し、表のツールバーにあるデバッガ・アイコンをクリックします。

    デバッガ・アイコンはてんとう虫のアイコンです。

  3. デバッガUIで、そのオブジェクト用にGroovyで定義されているオブジェクト関数および検証を確認します。

Groovyスクリプト・デバッガの使用

Groovyスクリプト・デバッガには、次の表に示す複数のリージョンが含まれており、これを使用してオブジェクトのスクリプトをデバッグできます:

Groovyスクリプト・デバッガ・リージョン

デバッガ・リージョン

説明

メイン・ツールバー

ツールバーから、確認するオブジェクトを選択し、デバッグ・プロセスを開始できます。

左ペイン・リージョン

このリージョンには、選択したオブジェクトに定義されているオブジェクト関数および検証が表示されます。

メイン・スクリプト・リージョン

このリージョンには、選択したGroovyスクリプトが表示されます。

「スタック」リージョン

このリージョンには、コール・スタックが表示されます。 たとえば、Function1とFunction2の2つの関数があるとします。 Function1は、Function2をコールします。 Function2内でデバッグする場合、「スタック」リージョンには、現在実行されているFunction2の文と、Function2がコールされた親Function1に関する情報が表示されます。

「変数」リージョン

このリージョンには、変数および関連する値が表示されます。

「ブレークポイント」タブ

このタブには、ブレークポイントがある文(行番号)が表示されます。 ブレークポイントは、Groovyスクリプト内の、デバッグ中にスクリプトを一時停止させる場所です。 デバッガはその文で停止します。

「ログ」タブ

このタブには、すべてのログが表示されます。 スクリプトにprintln()文がある場合、これらの値はこのタブで取得されます。

デバッガを使用するには:

  1. アプリケーション・コンポーザの「オブジェクト」ツリーで、「カスタム・オブジェクト」または「標準オブジェクト」リンクをクリックします。
  2. 表示されるカスタム・オブジェクトまたは標準オブジェクトの「オブジェクト」ページで、デバッグするオブジェクトを選択し、表のツールバーにあるデバッガ・アイコンをクリックします。
  3. デバッガUIでは、左ペインに、Groovyでそのオブジェクトに対して定義されているオブジェクト関数および検証が表示されます。 確認するスクリプトを選択します。

    スクリプトは、メイン・スクリプト・リージョンに表示されます。

  4. デバッグを開始するには、ツールバーで次のいずれかのアイコンをクリックします。
    • ステップ実行

      選択したスクリプトの文を一度に1つずつ確認します。

    • トレース実行

      実行中の文が関数のコールで、その関数内でデバッグする場合は、「トレース実行」をクリックします。

    • ステップ・アウト

      子関数内でデバッグしていて、コントロールを親関数に戻す場合は、「ステップ・アウト」をクリックします。

    • 実行

      スクリプトの次のブレークポイントに移動します。 ブレークポイントがこれ以上存在しない場合、デバッガは選択したスクリプトの評価を完了し、デバッガ・セッションを閉じます。

Groovyスクリプト・デバッガの有効化または無効化

Groovyスクリプト・デバッガはデフォルトで有効になっています。 ただし、デバッガを非表示にするか、後で再度表示するには、ADFを設定: 「スクリプト・デバッガ」プロファイル・オプションを有効にします。

「ADF: スクリプト・デバッガの有効化」プロファイル・オプションを設定するには:

  1. 「設定および保守」作業領域で、次に移動: 販売オファリング > SalesFoundation機能領域 > 「プロファイル値の管理」タスク

  2. 「プロファイル表示名」フィールドにADF: Enable Script Debuggerと入力し、「検索」をクリックします。
  3. 「プロファイル値」リージョンの「サイト」レベルで、TRUEまたはFALSEを入力します。
    • TRUEの場合、デバッガが表示されます。
    • FALSEの場合、デバッガを非表示になります。