スケジュール済プロセスへのアクセス権をユーザーに付与する方法
デフォルトでは、スケジュール済プロセス作業領域は、スケジュール済プロセスの管理(FND_MANAGE_SCHEDULED_PROCESSES_PRIV)権限を持つロールを持つユーザーのみ使用できます。
このようにしておくことをお薦めします。つまり、次のベスト・プラクティスに従う必要があります:
- (FND_MANAGE_SCHEDULED_PROCESSES_PRIV)権限を持つロールは、スケジュール済プロセスの実行および管理が必要なユーザーにのみ割り当てます。 同時に実行できるプロセス数には制限があるため、プロセスを実行する必要のないユーザーが作業領域にアクセスできないようにする必要があります。
- 構造作業領域では、常に「スケジュール済プロセス」ページ・エントリのデフォルト設定のままにします:
- 「ナビゲータに表示」リストで「EL式」が選択されています
- EL式は次のとおりです:
#{(securityContext.userGrantedResource['resourceType=FNDResourceType; resourceName=FND_Scheduled_Processes_Menu;action=launch'])}
次に、覚えておくべき点をいくつか示します:
- スケジュール済プロセス作業領域で、ユーザーはアクセス権を持つプロセスを送信し、自分が送信したプロセスを管理できます。 他のユーザーが送信したプロセスを表示および管理する必要のあるユーザーに適切なロールを割り当てます。
- 作成または複製したカスタム・ジョブ定義は、デフォルトでは誰でも実行できません。 カスタム・ジョブ・セットも同様です。 カスタム・ジョブ定義またはジョブ・セットに関連付けられた権限をカスタム・ロールに追加し、カスタム・スケジュール済プロセスを実行する必要があるユーザーにのみロールを割り当てます。