合弁企業の高速実装について
高速実装スプレッドシート(RIS)を使用して、合弁企業およびその他の関連設定詳細を作成できます。 高速実装では、マクロ対応のMicrosoft Excelスプレッドシートが提供され、次の設定データをOracle Joint Venture Managementにアップロードできます:
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システム・オプション
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請求パートナ
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合弁企業の定義には、次のものが含まれます:
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合弁企業トランザクションを識別するためのプライマリ・セグメント値および配分可能セグメント値
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合弁企業の利害関係者
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各利害関係者の所有割合を含む所有権定義
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特定の資本プロジェクトに関連する合弁企業トランザクションを識別するための配分可能プロジェクト値
ヒント: RISを使用して合弁企業定義を作成した後、Oracleでは、RISのかわりにVisual Builderスプレッドシートを使用して合弁企業定義を更新することをお薦めします。 合弁企業管理用のVisual Builderスプレッドシートの詳細は、Microsoft Excelでの合弁企業データの管理を参照してください。 -
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合弁企業間接費方法
高速実装スプレッドシートを使用してデータをアップロードすると、効率性が向上し、実装が迅速化されます。 これは、請求パートナおよび合弁企業定義をシステムに1つずつ追加する方法の代替手段です。 初期実装に加えて、高速実装スプレッドシートを使用して、将来入力する新規合弁企業の設定データをアップロードできます。
設定データをRISに追加した後、スプレッドシート内のZipの生成ボタンを使用して、合同企業管理にアップロードするデータを準備します。 このプロセスでは、XMLファイル内の設定データをパッケージ化したzipファイルが作成されます。 また、すべての必須フィールドとデータ依存関係が満たされるようにするためのエラー処理も含まれています。 エラー・メッセージを使用すると、データが欠落している場所をすばやく特定できるため、アップロード前に問題を修正できます。 エラーを修正した後、zipファイルをターゲット環境にアップロードして設定データを生成します。