Oracle Assetsトランザクションの承認方法
資産トランザクション承認プロセスは、アプリケーションが資産トランザクションを転記したときに開始されます。
- 単一トランザクションの場合、承認者が「発行」ボタンをクリックしてトランザクションを転記すると、資産トランザクション承認プロセスがトリガされます。 承認後、承認者はトランザクションごとに通知を受け取ります。
- 一括トランザクションの場合、トランザクションのキュー・ステータスが「転記」のときに承認プロセスがトリガーされます。 一括トランザクションが承認されると、転記できるようになります。 承認後、承認者は一括トランザクション・グループごとに通知を受け取ります。
トランザクションが転記されると、Oracle Assetsは、指定したルールにより識別された承認者に承認要求通知を発行します。 資産が転記のために発行された後に資産承認プロセスが開始すると、定義済ルールに基づいて承認者のリストがワークフローで作成されます。
リストに含まれる最初の一連の承認者に承認通知が送信されます。 それらの承認者が対応すると、次の一連の承認者に通知が送信されます。 このプロセスは、すべての承認が完了するまで繰り返されます。
承認者は次の中から応答できます:
- Eメール通知
- ワークリスト通知ページ
- アプリ内アプリケーション
単一の資産トランザクションまたは一括トランザクションの承認ワークフローを構成します。 トランザクションを転記すると承認プロセスがトリガーされ、通知が送信されます。 承認者はトランザクションを承認するか否認できます。
後で転記するためにトランザクションを保存する場合は、トランザクションを発行したときにのみ、このトランザクションに対して承認プロセスが開始されます。
トランザクションを承認するために承認プロセスを構成するときに使用する承認フローを次に示します:
- 承認ルールの定義: 「スプレッドシートのワークフロー・ルールの管理」タスクを使用して、単一の資産および一括トランザクションの承認ルールを定義します。
- 資産トランザクションの作成と発行: 資産トランザクションを作成して発行します。 トランザクションを発行すると、承認要求が自動的に開始されます。
- トランザクションの承認: トランザクションの承認通知に応答します。
- 資産トランザクションの転記: トランザクションが完全に承認されると、トランザクションが自動的に転記されます。
- 「資産照会」ページで承認の履歴を表示します。