インドの買掛/未払金請求書の第一者税務登録番号デフォルト設定

源泉徴収税の計算時にしきい値バケットを正確に適用できるように、インドの買掛/未払金請求書を入力するときに、第一者税務登録番号(TAN)をデフォルトに割り当てます。これにより、請求書入力時の手動作業が最小限に抑えられます。

TANは、法的レポート・ユニットの源泉徴収税務登録番号として定義されます。「作成」ページまたは「請求書の編集」ページの「税控除勘定科目番号」フィールドを使用して、TANを請求書に手動で割り当てる必要があります。

次に、いくつかの重要なポイントを示します:

有効にすると、この表のロジックに従って、デフォルトでユーザーが値を指定しない場合に作成されるすべての請求書にTANが割り当てられます:

次の表は、デフォルトで各請求書にTANを割り当てるロジックを示しています:

#	メインLRUは定義されていますか。	シナリオ	TANはデフォルト設定されていますか。
1	はい	TANはメインLRUに対してのみ定義されます。	はい
2	はい	すべてのLRUに同じTANが定義されます。	はい
3	はい	TANはメインLRUに対して定義されていませんが、ほかのLRUに対して定義されており、すべてのLRUが同じTANを持っています。	はい
4	はい	TANはメインLRUに対して定義されていませんが、ほかのLRUに対して定義されています。他のLRUには同じTANがありません。	いいえ
5	はい	TANはメインLRUに対して定義されます。ほかのLRUは、TANの値がメインLRUと同じか、TANが定義されていません。	はい
6	はい	TANはメインLRUに対して定義されます。その他のLRUは、メインLRUと同じTANの値を持ちません。	いいえ
7	いいえ	すべてのLRUに同じTANがあります。	はい
8	いいえ	すべてのLRUに異なるTANがあります。	いいえ

TANは、買掛/未払金請求書のインポート・プロセス、「請求書の作成」ページから作成された請求書、およびREST APIを使用して作成された請求書を実行することで、オープン・インタフェース表の請求書データから作成された請求書にデフォルトで割り当てられます。
この機能により、請求書入力時のTANの提供における手作業が最小限に抑えられます。 TANは、源泉徴収税計算のしきい値バケットの適用に影響します。
源泉徴収税務登録は、デフォルト・ロジックで考慮されるように、検証タイプORA_IN_TANを使用して定義する必要があります。
デフォルト設定の条件が満たされると、請求書の保存時にTANが割り当てられます。
請求書が検証され、源泉徴収税が計算された後も、TANを更新できないという既存の動作が適用されます。