メキシコ用残高試算表レポートの作成
残高試算表レポートは、初期残高の要約、期間の合計トランザクションの合計および勘定体系XMLファイルの各勘定科目の最終残高を含むXMLファイルです。
このレポートには、資産、負債、資本および営業結果に関連する勘定科目(収益、原価および費用)に関する情報が含まれます。
Financial Reporting Web Studioを使用して、メキシコ用残高試算表レポートを作成します。 1回作成したレポートは、定期的に使用できます。 レポートは、連邦政府の要件に基づいて変更することもできます。
勘定体系が構成済であることを確認します。 勘定体系の構成方法の詳細は、「メキシコ用勘定体系レポートの構成方法」のトピックを参照してください。
このレポートを作成するには、次のステップを実行します。
-
「財務レポート・センター」作業領域から、「タスク」パネル・タブを選択して、「財務レポートのワークスペースをオープン」をクリックします。
-
ワークスペースの「ツール」メニューで、「Financial Reporting Web Studioの起動」を選択します。
-
「ファイル」→「新規」→「レポート」をクリックするか、「新規レポート」アイコンをクリックします。
-
レポート・パレット・ページをコンテナとして使用して、レポートを作成します。
-
「挿入」→「グリッド...」をクリックするか、「新規グリッド」アイコンをクリックします。
-
左マウス・ボタンをクリックしたまま、グリッドの大きな領域を選択してレポートを作成します。
グリッドのサイズと位置の設定後にマウスを放すと、「データベース接続の選択」ダイアログ・ボックスが表示されます。
-
「データベース接続」リストをクリックします。
-
データベースを選択します。 勘定体系と会計カレンダの組合せごとに固有のキューブが存在します。
ノート:ユーザー名とパスワードは、Financial Reporting Web Studioへのアクセスに使用したログイン資格証明です。
-
「OK」をクリックします。
「ディメンション・レイアウト」ダイアログ・ボックスが表示されます。 行、列およびページの各レベルに視点次元および勘定科目を設定します。
-
「ディメンション・レイアウト」ダイアログ・ボックスを使用して、ディメンションを配置します。 次のように移動します。
-
「会計期間」と「残高金額」を「列」に。
-
「勘定科目」を「行」に。
ヒント:名前の前にあるアイコンをクリックしてディメンションを選択し、対象となる領域に移動します。
次の図は、選択後に「ディメンション・レイアウト」ダイアログ・ボックスでディメンションがどのように表示されるかを示しています。
-
-
「OK」をクリックします。
選択したディメンションが含まれるグリッドに戻ります。
-
必要に応じて、行と列をグリッドに追加します。
-
列: 列Aをコピーし、4回貼り付けて、列AからEを表示します。
-
行: 行1を選択し、右クリックして「行の挿入」→「テキスト」の順に選択します。 10行を挿入します。
-
-
各行のセルに行テキストを入力します。 次の表に、各行の行テキストを示します。
行
テキスト
1
Version="1.3"
ノート:バージョン番号はいつでも更新できます。
2
RFC="SYS11103"
ノート:RFCはいつでも更新できます。
3
Mes="<<MemberName("Grid1", "AccountingPeriod")>>"
4
Anio="<<MemberName("Grid1", E, "AccountingPeriod")>>"
5
TipoEnvio="N" (User needs to fill value)
6
FechaModBal=" " (User needs to fill value)
7
Sello="Seal" (User needs to fill value)
8
noCertificado ="13"(User needs to fill value)
9
Certificado="cERT"(User needs to fill value)
10
行10の行セルと列を次の値で更新します。
-
行セル: NumCta
-
行10、列A: Saldo Ini
-
行10、列B: Debe
-
行10、列C: Haber
-
行10、列D: SaldoFin
次の図に、グリッドがどのように表示されるかを示します。 -
-
グリッドの最初の列(列A)で、「AccountingPeriod」セルをダブルクリックします。
「メンバーの選択」ダイアログ・ボックスが表示されます。
-
「選択済」ペインからデフォルトの選択内容を削除して、ユーザー定義の期間選択を割り当てます。
-
「選択済」ペインで「AccountingPeriod」を選択し、「削除」をクリックします。
-
「使用可能」ペインから会計期間の現在の視点を選択し、「移動」をクリックして「選択済」ペインに配置します。
-
「選択したアイテムを別々の列に配置」オプションを選択します。
-
「OK」をクリックします。
-
列B、CおよびDに対してこのステップを繰り返します。
-
グリッドの最後の列(列E)で、「AccountingPeriod」セルをダブルクリックして「メンバーの選択」ダイアログ・ボックスを開きます。
-
「選択済」ペインで「AccountingPeriod」を選択し、「削除」をクリックします。
-
「使用可能」ペインから会計期間の現在の視点を選択し、「移動」をクリックして「選択済」ペインに配置します。
-
「関数」タブをクリックし、リストから「RelativeMember」を選択します。
-
「追加」をクリックします。
-
「RelativeMember関数の編集」ダイアログ・ボックスを使用して、パラメータ値を追加します。 次の表に、入力できる値を示します。
パラメータ
値
メンバー
会計期間の現在の視点
オフセット
0
階層
AccountingPeriod
RelativeMemberList
会計年度
-
「選択したアイテムを別々の列に配置」オプションを選択します。
-
「OK」をクリックします。
-
グリッドの最初の列(列A)で、「BalanceAmount」セルをダブルクリックします。
「メンバーの選択」ダイアログ・ボックスが表示されます。
-
「選択済」ペインからデフォルトの選択内容を削除して、ユーザー定義の選択内容を割り当てます。
-
「使用可能」ペインの「残高金額」ノードを展開し、「期首残高」を選択します。
-
「移動」をクリックします。
-
「選択したアイテムを別々の列に配置」オプションを選択します。
-
「OK」をクリックします。
-
ステップを繰り返し、他の列のBalanceAmountセルに、表に示すようにユーザー定義のプロパティを割り当てます。
列
親ノード
カスタム選択
B
期間活動
期間活動借方
C
期間活動
期間活動貸方
D
期末残高
期末残高
E
期末残高
期末残高
次の図は、すべてのディメンションのユーザー定義値の更新が終了したときにグリッドがどのように表示されるかを示しています。
-
列Eを選択します。
「カスタム・プロパティ」ダイアログ・ボックスが表示されます。
-
「常に非表示」チェック・ボックスを選択します。
-
最初の2つの行(行1および2)を選択します。
-
「カスタム・プロパティ」ダイアログ・ボックスで「常に非表示」チェック・ボックスを選択します。
-
行11を選択し、右クリックして「行の挿入」→「データ」の順に選択します。 行12が追加されます。
ノート:SAT勘定体系マッピングの各勘定科目について、行を追加します。
-
行11の「勘定科目」セルをダブルクリックして、「メンバーの選択」ダイアログ・ボックスを開きます。
-
「選択済」ペインで「勘定科目」を選択し、「削除」をクリックします。
-
「メンバー」タブをクリックします。
-
「使用可能」ペインに表示されている「勘定科目」→すべての勘定科目値ノードを展開します。
-
「1110」を選択して「移動」をクリックします。 「選択済」ペインに勘定科目が表示されます。
-
「選択したアイテムを別々の列に配置」オプションを選択します。
-
「OK」をクリックします。
同様のステップに従って、すべての勘定科目を追加できます。
-
次の表に示されている値で、グリッドに表示されるディメンションを更新します。
ノート:ディメンションを更新するには、それぞれのディメンション・ボタンをダブルクリックして、「メンバーの選択」ダイアログ・ボックスを開きます。 「メンバーの選択」ダイアログ・ボックスで表に指定されているように値を選択し、「OK」をクリックします。
ディメンション
値
AccountingPeriod
Qtr1-00 for the year 2000
ノート:年または年の四半期のいずれかに対してレポートを実行します。
シナリオ
実績
元帳
Vision Operation
ノート:任意の元帳に対してレポートを実行します。
金額タイプ
基準
通貨
MXN
通貨タイプ
入力済
-
グリッド・プロパティを設定します。 グリッドを選択して、「グリッドのプロパティ」ダイアログ・ボックスを開きます。 「抑制」リージョンで、次のチェック・ボックスを選択します。
-
基本オプション
-
ゼロの場合に抑制
-
欠落の場合に抑制
-
エラーの場合に抑制
-
-
レポートを保存します。
