Ad Valoremレートで徴収された税金の管理

ブラジルの連邦政府は、全ての課税対象製品および非課税製品を表にリストしました。

この表はTIPI (IPIの表)と呼ばれ、すべての製品会計分類、8桁の数値識別子および関連する広告流量率について説明しています。広告費レートは、IPI税額を決定するためにIPI課税基準で適用されるパーセントです。

製品会計分類(PFC)	説明	Ad Valoremレート
37012010	写真フィルム	18
39173900	プラス・チック・チューブ	10
71023100	非工業用ダイヤモンド	0
84091000	航空機モーター部品	5
84122110	油圧シリンダ	5
85254000	ビデオ・カメラ	20
90041000	サングラス	15

製品会計分類を使用して、税金適用を決定できます。

次に、ステップごとのプロセスの例を示します:

広告レートには、レート5とレート15の2つがあります。レート5は、製品会計分類(PFC)飛行機モーター部品(84091000)および油圧シリンダ(84122110)に適用されます。レート15は、PFCサングラス(90041000)に適用されます。この例では、3つのPFCと2つのレートを使用します。

この図は、必要な構成を示しています: この図は、製品会計分類に必要な構成を示しています

カタログの作成
カタログは、品目を分類するためのカテゴリのコレクションです。トランザクション税金IPI専用のカタログを、たとえばBR IPI PRODUCT CLASSIFICATIONのように、わかりやすい名前で1つ作成できます。
次のステップに従います。
1. 製品マネージャとしてサインインします。
2. 「製品管理」、「製品情報管理」、「品目管理メニュー」、「カタログの管理」にナビゲートします。
3. 「追加」をクリックします。

「カタログ」で「カテゴリ」を作成します。

TIPIの8桁の数値識別子は、カタログのカテゴリとして定義されます。カテゴリ・コードは、TIPIおよび名前で8桁の数値識別子にできます。この例では3つのカテゴリが必要です。

カテゴリ・コード	カテゴリ名
84091000	航空機モーター部品
84122110	油圧シリンダ
90041000	サングラス

カテゴリを作成するには、次のステップに従います:

製品マネージャとしてサインインします。
「製品管理」、「製品情報管理」、「品目管理メニュー」、「カタログの管理」にナビゲートします。
カタログを検索し、カタログ名をクリックします。
「追加」をクリックします。

品目をカテゴリに割り当てます。
特定のTIPI PFCの品目を識別し、それぞれのカテゴリに割り当てます。たとえば、油圧シリンダはピストン式またはクッション式です。両方のアイテムが同じ5%の税率で課税されます。アイテム・マスター内のこれら2タイプのシリンダは、カテゴリ84122110の油圧シリンダに割り当てられます。
品目にカテゴリを割り当てるには、次のステップに従います:
1. 製品マネージャとしてサインインします。
2. 「製品管理」、「製品情報管理」、「品目管理メニュー」、「品目の管理」にナビゲートします。
3. 目的の品目を検索し、品目名をクリックします。
4. 「追加」をクリックして、品目をカテゴリに割り当てます。
  
  カタログとカテゴリ、品目の定義、品目へのカテゴリの割当ての詳細は、「製品およびサービス・データの管理」を参照してください: Oracle SCM Cloud製品管理の実装ガイドのカタログの定義に関する章(http://docs.oracle.com)。
  
  品目カタログの品目への割当方法を図で示します。
次のステップは税金設定です。

製品会計分類タイプを作成します。

製品会計分類タイプを作成するには、次のステップに従います:

税金マネージャとしてサインインします。
「ナビゲータ」、「設定および保守」をクリックします。
「製品ベースの会計分類の管理」を検索します。

「追加」をクリックして、これらの属性を使用して新しい製品会計分類タイプを作成します。

属性	値	コメント
在庫カテゴリ・セット	BR IPI製品分類	ステップ1で作成したカタログを割り当てます。ここでは、在庫カテゴリと税金製品会計分類をリンクします。
レベル数	1	TIPIの8桁ごとの数値識別子は、在庫カテゴリとして定義されます。カテゴリの下にはサブ・カテゴリがないため、1つのレベルのみで十分です。
タイプ・コード	TIPI	要件を満たすユーザー定義値を入力します。
タイプ名	IPIの表	要件を満たすユーザー定義値を入力します。
開始位置	1	税金計算機能が最初の桁のカテゴリ・コードを認識するかどうかを確認します。
文字数	8	ステップ2のカテゴリ名の命名規則は、8桁の数値識別子です。税金計算機能で、最後の桁までのカテゴリ・コードが認識されるかどうかを確認します。
税制コード	IPI	税務処理基準で使用する税制を添付します。

税率の作成。一意の広告平均レートごとに税率を作成します。 5と15の税率を2つ作成できます。これらの属性を使用して税率ルールを定義し、品目カテゴリに基づいて税率をデフォルト設定します。

税率ルールを作成するステップは次のとおりです:

決定ファクタ・セットを作成します。
税金条件セットを作成します。
税率ルールを作成します。

ここでは、在庫カテゴリが製品会計分類として使用されます。この表は、このシナリオをマッピングするための決定ファクタの詳細を説明しています。

属性	値	コメント
税金決定要素区分	在庫リンクの製品	税務処理基準を作成するために、製品会計分類を税金決定ファクタとして使用することを許可します。
税金決定要素名	製品会計分類タイプ	Oracle ERP Cloud在庫カタログ-トランザクション明細の品目から在庫カテゴリを導出するカテゴリ品目機能。

税金決定ファクタ・セットを作成します。

税金決定ファクタ・セットを作成するには、次のステップに従います:

税金マネージャとしてサインインします。
「ナビゲータ」、「設定および保守」をクリックします。
「税金決定ファクタ・セット」を検索します。

「追加」をクリックして、これらの属性を持つ税金決定ファクタ・セットを作成します。

属性	値	コメント
税金決定要素セット	IPI_DFS	ユーザー裁量。
税制コード	IPI	IPI制度の選択
税金決定要素区分	在庫リンクの製品	このファクタ区分では、製品会計分類決定要素を使用して税務処理基準を作成できます。
税金区分クオリファイア	レベル1	上で定義された製品会計分類は、1つのレベルのみです
税金決定要素名	IPIの表	前述で定義した製品会計分類。

税金条件セットを作成します。

税金条件セットを作成するには、次のステップに従います:

税金マネージャとしてサインインします。
「ナビゲータ」、「設定および保守」をクリックします。
「税金条件セット」を検索します。

「追加」をクリックして、これらの属性を持つ税金条件セットを作成します。

税金条件セット1

属性	値	コメント
税金条件セット・コード	IPI_TCS_I	ユーザー裁量。
税金決定ファクタ・セット・コード	IPI_DFS	前述の税金決定ファクタ・セットが作成されました。
オペレータ	In	在庫カテゴリ値が次と一致
値	84091000 84122110	-

税金条件セット2

属性	値	コメント
税金条件セット・コード	IPI_TCS_II	ユーザー裁量。
税金決定ファクタ・セット・コード	IPI_DFS	前述の税金決定ファクタ・セットが作成されました。
オペレータ	次と等しい	次と等しい在庫カテゴリ値
値	90041000	-

税務基準の作成

税率ルールを作成するには、次のステップを実行します:

税金マネージャとしてサインインします。
「ナビゲータ」、「設定および保守」をクリックします。
「税務処理基準」を検索します。
「レート・タイプ」として「税率ルール」を選択します。

「追加」をクリックして、これらの属性を持つ税務処理基準を作成します。

次に、税率ルールを示します:

属性	値	コメント
ルール・コード	IPI_TPI_RATES	ユーザー裁量
税金決定ファクタ・セット・コード	IPI_DFS	前述の税金決定ファクタ・セット

税金条件は次のとおりです:

税金条件セット・コード	結果	コメント
IPI_TCS_1	税率5%	カテゴリが84091000または84122110の場合、税金計算機能はデフォルトで税率5%に設定されます。
IPI_TCS_2	税率15%	カテゴリが90041000の場合、税金計算機能はデフォルトで税率15%に設定されます。