収益基準データ・インポート・テンプレートを使用したスタンドアロン販売価格の割当方法
サードパーティのオーダー・システムの場合は、収益基準データ・インポート・テンプレートを使用してソース文書明細をロードするときに、ソース文書情報を使用してスタンドアロン販売単価を直接インポートできます。
このテンプレートを使用してソース文書明細にスタンドアロン販売単価をインポートする場合は、明細のスタンドアロン販売価格の検証、計算または割当が実行されません。 次のスタンドアロン販売価格構成設定がバイパスされます:
- スタンドアロン販売価格プロファイルの管理
- 価格設定ディメンション値セットの管理
- 価格設定ディメンション構造の管理
- 価格設定ディメンション割当の管理
- 価格設定ディメンション区分の管理
- スタンドアロン販売プール除外ルールの管理
- 品目グループの管理
「契約更改ソース・データの作成」プロセスを使用して契約を更改すると、元のソース文書明細にインポートされたスタンドアロン販売単価の値がコピーされます。
収益基準データ・インポート・テンプレートを使用する場合は、次の点に注意してください:
- 収益基準データ・インポート・テンプレートを介して送信されたスタンドアロン販売単価の値を改訂できるのは、契約が凍結されるまでの間のみです。
- 「スタンドアロン販売単価」属性のインポート済の値は、それがパーセントか価格かに関係なく、絶対値である必要があります。
- ソース文書明細とともにインポートされたスタンドアロン販売単価は、その明細にのみ使用されます。 同じ品目、価格設定ディメンション、単位、通貨および有効期間が明細に設定されている場合でも、他のソース文書明細にこの値は使用されません。
収益契約にすでに指定されているソース文書明細のインポート済スタンドアロン販売価格を訂正する必要がある場合は、契約のステータスによって使用する方法が異なります:
- 収益契約が配賦済の場合は、最初に契約を破棄してから、正しいスタンドアロン販売価格が設定されたバージョン明細をインポートする必要があります。
- 収益契約がまだ配賦されていない場合は、スタンドアロン販売価格を訂正したバージョン明細をインポートしてください。
配賦済の契約でスタンドアロン販売価格を訂正するには、次のステップを実行します:
- 「「顧客契約の識別」の発行」パラメータを「いいえ」に設定して、「顧客契約の破棄」プロセスを実行します。
- 改訂済のスタンドアロン販売価格が指定されたバージョン明細をインポートします。
- 「顧客契約ソース・データの検証」プロセスを実行します。
- 「顧客契約の識別」プロセスを実行します。
スタンドアロン販売価格をインポートするこの方法は、他の方法とともに使用できます。 たとえば、特定の品目や品目分類に対しては、スタンドアロン販売単価を収益基準データ・インポート・テンプレートを使用してインポートし、他のものに対しては実際スタンドアロン販売価格や見積販売価格を使用できます。