データ・ソースの概要

モデル、コントロール、およびアクセス認証は、複数のデータソースからのデータを分析できます。その中で、Oracle Cloudデータ・ソースは、Oracle Fusion ERP、SCM、HCMおよびCXアプリケーションからのアクセスおよびトランザクション・データを提供します。拡張コントロールおよびアクセス認証アプリケーションにネイティブであるため、設定のために何もする必要はありません。

また、次の「同期」データ・ソースのデータを分析することもできますが、これを行うには、それらへの接続を設定する必要があります。

EPM-ARCSデータ・ソースは、Oracle Enterprise Performance Management Account Reconciliationからのアクセスおよびトランザクション・データを提供します。
最大3つのEPM-FCCSデータ・ソースが、Oracle EnterpriseパフォーマンスFinancial Consolidation and Closeのポッドからのアクセスおよびトランザクション・データを提供します。
OCIデータ・ソースは、Oracle Cloud Infrastructureからのアクセス・データを提供します。

同期されたデータ・ソースにはそれぞれ独自の設定手順があります。データ・ソースを設定すると、指定したデータをリフレッシュするジョブをスケジュールでき、他のメンテナンス・タスクを実行できます。

アクセス・モデルおよびコントロール別に分析するロール割当データをインポートすることもできます。インポートはWorkdayやSalesforceなどのアプリケーションからのもので、接続を設定できる同期データ・ソースの中にはありません。