アセスメントの概要

アセスメントとは、リスク、コントロールおよびプロセスが適切に定義されていること、または時間が経過してもこれらの定義が適切なままであることを確認するレビューです。アセスメントは、バッチで作成することも、個々の臨時アセスメントを作成することもできます。

アセスメント・バッチは、複数のコンポーネントに依存します。

テンプレートでは、アセスメントのプライマリ・オブジェクトと、アセスメントで完了するアクティビティを指定します。
テンプレートから計画を開発します。これにより、テンプレートで指定されたアクティビティに対して、完了するサーベイを割り当てることができます。計画には、テンプレートに指定されたプライマリ・オブジェクトのインスタンスを選択するフィルタを含めることもできます。これらのフィルタは、アセスメントに組み込むことで使用可能になります。
計画から、アセスメント・バッチを開始します。オブジェクト・インスタンスは、計画で使用可能にしたインスタンスから選択します。バッチには任意の数のインスタンスを含めることができますが、関係者は各インスタンスを個別に査定します。

臨時アセスメントの方が単純です。この場合、リスク、コントロールまたはプロセスの個々のインスタンスに焦点を当てます。該当のオブジェクトが管理されているページから、そのオブジェクトに対するアセスメント・アクティビティを指定して開始します。アセスメントのサーベイを選択することもできますが、これはオプションです。アセスメント・テンプレートとアセスメント計画のどちらも必要ありません。

いずれの場合も、アセスメントの関係者には、査定者、査定者の作業をレビューまたは承認するユーザー、および他のユーザーの処理を表示するユーザーが含まれます。

査定者は、オブジェクトに関する情報や応答を必要とする情報が表示されるページを参照して作業します。最終的に、アクティビティ質問に対する回答として、査定者はオブジェクトがアセスメントに合格か不合格かを判断します。ページは、アセスメントされるオブジェクトのタイプ、およびアセスメントがサーベイまたはコントロール・テスト計画に関連付けられているかどうかによって異なります。

「プロセス」、「リスク」および「コントロール」の各作業領域では、2つのレベルでアセスメントを操作できます。オブジェクト・タイプのアセスメントをリストするページを開き、そのリストから選択して、完了、レビューまたは承認できます。または、これらのうちずれかのオブジェクトの各インスタンスに対するレコードで、臨時アセスメントを開始できます。また、臨時かどうかにかかわらず、その項目のアセスメントを処理できます。

それ以外の場合は、評価を使用するには、Risk Managementスプリングボードで「評価」を選択します。次に、アセスメント・タスクを実行するタブの中から選択します。「ワークリスト」タブには、アセスメント関連のワークリスト・タスクが表示されます。その他のタブを使用すると、アセスメントの完了、バッチ・アセスメントの開始、いずれかのタイプのアセスメントの管理およびテンプレートと計画の開発を行うことができます。