目標プランの割当方法
通常の目標プランを作成した場合、目標プランに含まれる就業者に、目標プランの目標が自動的には割り当てられません。 目標を割り当てるには、スケジュール済プロセスを実行する必要があります。
目標プランの割当方法
目標プランを割り当てる方法を次に示します。
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管理者の目標ランディング・ページにある「パフォーマンス目標のスケジュール済プロセス」リンクを使用します。
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「目標プランの割当」プロセス・タイプを選択します。
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プロセス名として目標プラン名を選択します。
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プロセスを送信します。
マルチスレッド・バッチ処理が有効な場合の処理
目標プランのマルチスレッド・バッチ処理のプロファイル・オプションが設定されている場合は、複数の子プロセスが作成され、ゆるめの目標プランが割り当てられます。 子プロセスが完了するまで親プロセスは一時停止の状態になります。 各プロセスで作成される子プロセス(またはスレッド)の数および割当先は、次のプロファイル・オプションに指定された値によって決まります。
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HRG_GP_MAX_THREADS
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HRG_GP_MINCOUNT_EACHTHREAD
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HRG_GP_MINCOUNT_LASTTHREAD
次の表は、これらのプロファイル・オプションのデフォルト値と、これらのプロファイル・オプションに値を指定するときに覚えておく必要がある内容を示しています。
プロファイル・オプション |
説明 |
デフォルト値 |
注意点 |
---|---|---|---|
HRG_GP_MAX_THREADS |
目標プランの目標を割り当てる各バッチ・プロセスの最大スレッド数を指定します。 |
4 |
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HRG_GP_MINCOUNT_EACHTHREAD |
マルチスレッド・バッチ・プロセスのスレッドごとの最小割当数を指定します。 |
5000 |
デフォルト値は変更しないことをお薦めします。 |
HRG_GP_MINCOUNT_LASTTHREAD |
マルチスレッド・バッチ・プロセスの最後のスレッドの最小割当数を指定します。 |
1000 |
デフォルト値は変更しないことをお薦めします。 |
HRG_GP_MAX_THREADSプロファイル・オプションに設定する値では、スレッドの最大数のみを指定します。 実際に作成されるスレッド数は、HRG_GP_MINCOUNT_EACHTHREADおよびHRG_GP_MINCOUNT_LASTTHREADプロファイル・オプションに設定された値に基づいて動的に決定されます。
最後のスレッド以外のスレッドのアサインメント数 = 目標プラン割当先の合計数/スレッド合計数
たとえば、3つのプロファイル・オプションに次の値が割り当てられているとします。
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HRG_GP_MAX_THREADS: 5
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HRG_GP_MINCOUNT_EACHTHREAD: 5000
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HRG_GP_MINCOUNT_LASTTHREAD: 1000
目標プランを割り当てる必要がある個人の数が20500であるとします。 この場合、4つの子プロセスが作成されます。 最後の子プロセス以外の各子プロセスで行われた割当は5000です。 最後の子プロセスでは、残りの5500人に目標プランの目標を割り当てます。
スケジュール済プロセス完了後の処理
新しい目標プランに対してプロセスを実行した場合、既存の目標プランに対してスケジュール済プロセスを再実行した場合、または目標プランを編集してからプロセスを再実行した場合の処理は次のとおりです。
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目標プランで選択した新規就業者は、含まれる目標に割り当てられます。
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目標プランに含まれる新規目標が、選択した就業者に割り当てられます。
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目標プランに含まれているが、選択した就業者にすでに割り当てられている目標は割り当てられたままになります。 選択した就業者に対するこのような目標は変更されません。
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目標プランに含まれている目標が以前就業者に割り当てられ、後で就業者がその目標プランから除外された場合、その目標は就業者に割り当てられたままになります。 除外した就業者に対するこのような目標または目標プランは変更されません。 以前の送信に含まれた就業者については、目標プランから目標を手動で削除する必要があります。