公開マップの機能を使用したデータの変換
パブリケーション・マップで変換関数を使用して、ターゲット・スポーク・システムに公開する前にデータを変換できます。
TEXT出力ファイル・タイプに変換関数を適用できます。
パブリケーション・マップの関数を使用してデータを変換するには:
- 「公開マップ」ページで、マッピングを選択し、「変換」をクリックします。
変換マスター属性ドロワーが表示され、関数および属性を使用して変換式を追加および検証できます。
- 「関数」および「属性」タブで、必要な関数および属性を「式の追加」フィールドにドラッグ・アンド・ドロップします。
各ファンクションをクリックし、「機能摘要」セクションに構文および説明を表示できます。 詳細は、「変換式の関数」を参照してください。
「属性」タブで属性を検索できます。
- 式を追加した後、「検証」をクリックして式を検証します。 式が正常に検証されると、「式検証済」メッセージが表示され、「式の追加」フィールドの下に緑色のティック・マークが付きます。
- 「変換」をクリックします。 検証された式は、「公開マップ」ページの対応するマッピングの「式」列に表示されます。 ノート: 一度に変換できるスポークからマスター属性へのマッピングは1つのみです。
変換式の関数
変換式の作成に使用する関数は、Generic、MathまたはString型です。
汎用関数
式の作成に使用できる汎用関数を次の表に示します。
名前 |
摘要 |
式 |
例 |
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expression1の値が空白の場合はexpression2の値を戻し、それ以外の場合はexpression1の値を戻します。 |
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指定されたカスタム・オブジェクト属性および式に対応するカスタム・オブジェクト属性の値を返します。 |
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getCustomObjectValue("CustomObject","CustomObjectAttribute1","CustomObjectAttribute2",[CSV Column1]) = Media Inc. ここで:
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expression1の値がexpression2の値と等しい場合はexpression3の値を戻し、それ以外の場合はexpression4の値を戻します。 |
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decode([Attribute1],[Attribute2],[Attribute3],[Attribute4]) の結果はMatch になりますここで:
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オブジェクトを文字列表示に変換します。 |
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Attribute1 = 4 の場合、toString([Attribute1]) = 4
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文字列関数
式の作成に使用できる文字列関数を次の表に示します。
名前 |
摘要 |
式 |
例 |
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指定された文字列を連結します。 |
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Attribute1 = Item およびAttribute2 = Description の場合、concat([Attribute1],[Attribute2]) = ItemDescription |
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指定された文字列の長さを文字数で返します。 長さには空白文字は含まれません。 |
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指定されたデリミタで文字列を分割し、文字列の指定された部分を返します。 デリミタには、任意の正規表現または特殊文字を使用できます。 |
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元の文字列の指定された文字数から始まる、指定された長さの新規文字列を作成します。 |
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指定された文字列を、別の文字列の指定された場所に挿入します。 |
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文字列を大文字に変換します。 |
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文字列を小文字に変換します。 |
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Attribute1 = ITEM の場合、lowercase([Attribute1]) = item
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数学関数
式の作成に使用できる数学関数を次の表に示します。
名前 |
摘要 |
式 |
例 |
---|---|---|---|
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数式をn桁の精度に端数処理します。 |
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Attribute1 = 10.45の場合
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