特定の品目(カーボン・フットプリント用の品目など)の排出を計算するには、サステナビリティ・アナリストがアクティビティの作成時または排出ファクタ・マッピングの入力時に品目を指定する必要があります。 これを有効にするには、「サステナビリティ・アクティビティの管理」(SUS_MANAGE_ACTIVITIES_PRIV)および排出ファクタの管理(SUS_MANAGE_EMISSION_FACTORS_PRIV)権限を含むロールに、適切な品目区分へのデータ・アクセス権が付与されている必要があります。
開始する前に
この手順を実行するには、「品目区分の管理」(EGP_MANAGE_ITEM_CLASS_PRIV)権限を含むロールが割り当てられている必要があります。
実行内容
- 「設定および保守」作業領域で、「品目区分の管理」タスクを使用します。
- 「品目区分の管理」ページで、アクセス権を付与する品目区分名を検索して選択します。 「品目区分の編集」ページが表示されます。
- 「セキュリティ」タブで、「行の追加」アイコンをクリックしてデータ・ポリシーを作成します。 新しい行が追加されます。 データ・ポリシーは、グループ(ジョブまたは職務ロール)またはユーザーのいずれかに対して作成できます。
- 事前定義済のサステナビリティ・アナリスト・ロールの権限を持つロールが割り当てられているすべてのユーザーにアクセス権を付与する場合は、次の手順を実行します:
- 「主要」列から、「グループ」を選択します。
- 「名前」列で、ジョブ・ロール名を検索して選択するか、入力します。
- 「組織」列で、品目の検証に使用する組織名を検索して選択するか、入力します。 たとえば、Vision Corporationです。
ノート: ここで指定する組織名は、ORA_SUS_ITEM_VALIDATION_ORG_CODEプロファイル・オプションの値としても指定する必要があります。
- 特定のユーザーにアクセス権を付与する場合は、次の手順を実行します:
- 「主要」列から、「個人」を選択します。
- 「名前」列で、ユーザーの名前を検索して選択するか、入力します。 たとえば、John Doeです。
- 「組織」列で、品目の検証に使用する組織名を検索して選択するか、入力します。 たとえば、Vision Corporationです。
ノート: ここで指定する組織名は、ORA_SUS_ITEM_VALIDATION_ORG_CODEプロファイル・オプションの値としても指定する必要があります。
- 次のように処理を追加して、グループまたはユーザーが実行できる処理を定義します:
- 「処理」セクションで、「処理」メニューから「選択して追加」を選択します。 「選択して追加: 処理」ダイアログ・ボックスが表示されます。
- 「処理」フィールドに品目基本情報の表示と入力し、「検索」をクリックします。
- 検索結果から「品目基本情報の表示」を選択し、「OK」をクリックします。 処理が「処理」表に追加されます。
- 「保存してクローズ」をクリックして、「品目区分の編集」ページを閉じます。
- 「品目区分の管理」ページで、「完了」をクリックします。