福利厚生プランのエクスポート
プログラム、プログラム外のプラン、または適格プロファイルを、1つの環境からエクスポートできます。 またそれらを他の環境にインポートしたり、同じ環境内の同じ企業や別の企業にインポートすることができます。
これを行うには、「設定および保守」または「プラン構成」作業領域の「エクスポート・プラン構成」タスクを開きます。
プラン構成のエクスポートでは、次のものが重要となります。
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エクスポートに含まれる項目
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エクスポートから除外される項目
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エクスポート・ファイルとログ・ファイル
前提条件
プラン構成をエクスポートする前に、次のようにします。
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関連するプログラムやプランの「検索結果」セクションで、エクスポートするプログラムまたはプログラム外のプランを検証します。
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「評価およびレポート」作業領域で、エクスポートするプログラムやプランのサンプル加入者を対象に「ライフ・イベント加入の評価」プロセスを実行します。
この検証と評価の結果を、宛先環境での同じ検証と評価の結果と比較できます。
エクスポートに含まれる項目
エクスポート・プロセスには、選択した最上位レベル・オブジェクトに関連付けられた下位オブジェクトが含まれます。
エクスポートされる親オブジェクト |
含まれる下位オブジェクト |
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プログラム構成 |
関連付けられたプラン・タイプ、プラン、オプション、年期、法的エンティティ、レポート・グループ、組織、適格プロファイル、ライフ・イベント、処理項目、Formula、レート、補償範囲、複数プラン・タイプ間の補償範囲、登録承認、および扶養家族および受取人指定 |
プログラム外のプラン構成 |
関連付けられたプラン・タイプ、オプション、年期、法的エンティティ、レポート・グループ、規約、組織、適格プロファイル、ライフ・イベント、処理項目、Formula、レート、補償範囲、登録承認、および扶養家族および受取人指定 |
適格プロファイル |
関連付けられた導出要因、サービス区域、およびFormula |
エクスポートから除外される項目
標準レートのエクスポートでは、次の項目が除外されます。
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エレメント入力パラメータ
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その他入力パラメータ
加入者適格プロファイルのエクスポートでは、次の適格基準が除外されます。
適格カテゴリ |
基準 |
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個人情報 |
休暇、資格、およびコンピテンシ |
雇用 |
パフォーマンス評点 |
その他 |
健康関連補償範囲選択と別プランへの加入 すべての扶養家族適格プロファイル・エクスポートでは、「その他 - 別プランで補償」適格基準が除外されます。 |
関連補償範囲 |
すべての基準 |
これらの適格基準エクスポート除外は、プログラム、プログラム外のプラン、または適格プロファイルのいずれをエクスポートするかにかかわらず、すべてのエクスポートに適用されます。
エクスポート・ファイルとログ・ファイル
「エクスポート・プラン構成」プロセスのステータスは、「エクスポート・プラン構成」ページでモニターします。 プロセスが完了したら、対応する「ダウンロード」ボタンをクリックして、ダウンロードされたファイル・ダイアログ・ボックスを開きます。
「ダウンロードされたファイル」ダイアログ・ボックスでは、次のことができます。
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エクスポートされたプラン構成を含む.zipファイルを開いたり、保存する。
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ログ・ファイルを開く。 ログ・ファイルには次の詳細情報が記録されます。
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どの親プロセスや子プロセスでどのプロセス構成がエクスポートされたか(ビジネス・オブジェクト・レコード数を含む)
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エクスポート中に発生したエラーの解決に役立つ情報
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エクスポート・ファイルは、ローカルに保存した後は編集しないでください。 「インポート・プラン構成」プロセスは、エクスポートしたファイルへの編集を検出し、編集済ファイル内のプラン構成をインポートすることなく、ただちに終了します。