上書きレートを使用した回復ルールによる加入者選択の復元
回復上書きルールは、対応するライフ・イベントを後でバックアウトして再処理する場合に、上書きレートを使用して選択をどのように復元するかを制御します。
-
「プラン構成」作業領域の「福利厚生プログラム詳細の管理」タスクと「福利厚生プラン詳細の管理」タスクを使用します。
-
回復上書きルールは、プログラムやプランを作成または編集する際に、「登録」ページの「ライフ・イベント」タブで選択します。
例:
-
加入者が選択したサービスの福利厚生レート値を、「登録」作業領域の「登録上書き」タスクを使用して、オープン登録期間中に上書きします。
-
「登録」作業領域でオープン・イベントをバックアウトします。
-
「プラン構成」作業領域で、レートの構成変更を行います。
-
「登録」作業領域でオープン・イベントを再処理します。これにより:
-
加入者の選択が復元されます
-
選択した回復上書きルールに基づいて、対応するレートが適用されます
-
このトピックでは、次の回復上書きルールを選択した場合の影響について説明します。
-
変更がない場合、レートを上書き
-
常に上書きレートを使用
ライフ・イベントを再処理する前に上書きしたレートでの選択の復元
選択を復元するには、上書きルールおよび「バックアウト結果に選択肢がある場合、回復」ルールを使用する必要があります。
変更がない場合、レートを上書き
ライフ・イベントをバックアウトした日から再処理した日までの間にレートの構成が変更されなかった場合にのみ、上書きレートを回復します。
例: 加入者が選択を行った後に、アクティビティ・レートを上書きし、ライフ・イベントをバックアウトし、レート構成に変更を加えます。
ライフ・イベントを再処理すると:
-
レートに使用した上書きレートではなく、新たに計算されたレートを使用して選択が復元されます。
-
レート構成や値が変更されなかった場合は、上書きレート値を使用して選択が復元されます。
常に上書きレートを使用
ライフ・イベントをバックアウトした日から再処理した日までの間にレート構成が変更された場合でも、上書きレートを回復します。
例: 加入者が選択を行った後に、異なる値を使用してレートを上書きし、ライフ・イベントをバックアウトし、レート構成に変更を加えます。 ライフ・イベントを再処理すると、このルールはレート構成が変更された場合でも、上書き値を使用して選択を復元します。