支払周期コンポーネントの連携
給与周期コンポーネントを使用すると、開始日と終了日を使用する給与定義、給与プロセスおよび給与タスクで使用される複雑な時間関連オブジェクトを柔軟に実装できます。
支給周期コンポーネントは連携して、組織の給与計算機能を提供します。 各コンポーネントには、独自の設定と実装が必要です。
連結グループ
連結グループを使用して、複数の給与計算の結果を単一の処理で処理するか、1つの給与計算の結果を個別の処理で処理します。 連結グループを使用して、複数の給与、1組のレポートおよび1組の原価計算結果について、支払方法ごとに1組の結果を生成します。 たとえば、同じ給与期間に対して、通常の給与計算実行と補足給与計算を発行できます。 定期実行と補足実行の両方が同じ連結グループに属している場合は、単一の連結グループを使用して、実行後処理のすべての結果を処理します。 オプションで、補助給与計算に別の連結グループを入力し、これを使用して補助給与計算の実行後結果を通常の給与とは別に処理できます。
給与定義
給与定義は、支払頻度と処理スケジュールを示すため、給与実装に不可欠です。 給与定義は、従業員を給与関係を介して給与計算に関連付けます。
時間定義
時間定義は、特定の静的日付に基づく通常とは異なる長さの静的期間にすることも、動的変数に基づいて日付を作成することもできます。 ユーザー定義日付で使用するために、タイム・スパン、取得日またはより複雑な定義タイプの動的変数を指定します。 アプリケーションでは、給与期間、給与雇用管理、バランス・ディメンション、遡及イベントと按分イベント、エレメント開始日と終了日、超過勤務期間など、多くの領域で時間定義が使用されます。
実行タイプ
実行タイプによって、給与計算で処理するエレメントと支給タイプが制御されます。 事前定義された2つの実行タイプ「通常」と「補足」は、他の実行タイプをグループ化し、その処理順序を決定します。 定義済みの通常実行タイプと補足実行タイプには、この表で説明する2つのコンポーネント実行タイプが含まれます。
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実行タイプ・コンポーネント |
説明 |
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個別処理 |
個別に処理するようにマークされたエレメント・エントリごとに個別の給与計算を生成します。 個別のプロセスを処理した後:
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個別支払 |
個別に支払するようにマークされたエレメント・エントリごとに個別の支払を作成します。 |
各コンポーネント実行タイプに対して、給与定義のデフォルト支払方法を上書きする支払方法を指定できます。 また、このタイプの実行で処理されるエレメント分類を選択し、これらの分類から特定のエレメントを除外することもできます。