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HCMアプリケーション・ユーザーを作成するためのオプション

Oracle HCM Cloudで個人レコードを作成するときに、ユーザー・アカウントを自動で作成できます。 ユーザー・アカウントの作成および保守を自動で行うかどうかは、ユーザーおよびロール・プロビジョニングのオプションで制御します。 企業でこれらのオプションを設定するには、「企業HCM情報の管理」タスクを使用します。

企業によっては、Oracle HCM Cloud以外のアプリケーションを使用してユーザーおよびロールのプロビジョニングを行っている場合もあります。 この場合には、ユーザー・アカウントの自動作成を禁止するようにユーザーおよびロール・プロビジョニングのオプションを設定します。 Oracle HCM Cloudのユーザー・アカウントには、他の企業用アプリケーションからアクセスできません。

個人レコードの作成

個人レコードを作成する方法は次のとおりです。

  • 「従業員の採用」などのタスクを使用して個別に作成する

  • HCMデータ・ローダーを使用して個人レコードを一括でアップロードする

実装中には、テストのため、「ユーザーの作成」タスクを使用して、基本個人レコードが設定されたアプリケーション・ユーザーを個別に作成することもできます。 ただし、実装後は、「従業員の採用」「派遣就業者の追加」などのタスクを使用します。 これらのタスクは機能が豊富であり、Oracle HCM Cloudの実装に必要な従業員情報を作成します。 「ユーザーの作成」は、Oracle HCM Cloudを実装していないOracle Fusion Applicationsユーザーを主な対象としたものであるため、このタスクは使用しないでください。

HCMデータ・ローダーを使用して就業者を一括でアップロードする

HCMデータ・ローダーにより就業者をロードするには、「データ交換」作業領域の「データのインポートおよびロード」タスクを使用します。 デフォルトですべての作業者のユーザー・アカウントを作成するかどうかは、「ユーザー・アカウント作成」企業オプションで制御します。 「ユーザー情報」コンポーネントのGeneratedUserAccountFlag属性を「N」に設定することで、就業者ごとにユーザー・アカウントを作成しないように設定できます。 アップロード対象の就業者のユーザー・アカウントを作成する場合は、アップロード対象のデータにユーザー名を指定できます。 この値により、デフォルトのユーザー・カテゴリのデフォルトのユーザー名形式が上書きされます。 ユーザー・アカウントのバルク処理要求を送信するには、「待ち状態のLDAP要求の送信」プロセスを実行します。

ノート:

新しい就業者をロードするときに適切なロール・マッピングが存在しない場合、ユーザー・アカウントは作成されますが、ロールはプロビジョニングされません。 ロールのないユーザー・アカウントは、「待ち状態のLDAP要求の送信」が完了すると自動で休止されます。 この休止処理を防ぐには、就業者をロードする前に、その就業者のロール・マッピングを必ず作成してください。 ほとんどの場合、従業員、派遣就業者、ライン・マネージャに抽象ロールを自動でプロビジョニングする推奨ロール・マッピングを用意すれば十分です。