「退職済就業者のユーザー・アカウント作成」オプション
「退職済就業者のユーザー・アカウント作成」オプションは、退職済就業者に対してユーザー・アカウントが作成されるかどうかを制御します。 この制御は、待ち状態のLDAP要求の送信を実行する場合にのみ適用されます。 通常、HCMデータ・ローダーを使用して、就業者を一括してロードした後、「待ち状態のLDAP要求の送信」を実行します。
このオプションは、ユーザー・インタフェースで作成した就業者が先日付でない限り、就業者に適用されません。 このオプションを設定するには、「企業HCM情報の管理」タスクを使用します。 次の表では、「退職済就業者のユーザー・アカウント作成」オプションの値について説明しています。
値 |
説明 |
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いいえ(または、設定なし) |
待ち状態のLDAP要求の送信を実行すると、退職済就業者に対して生成されたユーザー・アカウント要求が抑制されます。 |
はい |
待ち状態のLDAP要求の送信を実行すると、退職済就業者に対して生成されたユーザー・アカウント要求が処理されます。 |
このオプションにより、退職済就業者のユーザー・アカウント要求が処理または抑制されるかどうかが決定されます。 次の場合にのみ、ユーザー・アカウント要求は、一括アップロードにより作成された就業者に対して生成されます。
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「ユーザー・アカウント作成」企業オプションが「個人およびパーティ・ユーザーの両方」に設定されている。
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就業者オブジェクトのGeneratedUserAccountFlag属性がNに設定されている。
それ以外の場合、就業者のユーザー・アカウント要求が抑制され、「退職済就業者のユーザー・アカウント作成」は影響を及ぼしません。