ユーザー名
デフォルトでは、ユーザー名は、個人レコードの作成時にデフォルトのユーザー・カテゴリに指定した書式で自動的に生成されます。 人事担当者(HR担当者)ロールを持つユーザーは、既存のHCMユーザーのユーザー名を変更できます。
このトピックでは、ユーザー名の自動生成と、既存のユーザー名を変更する方法について説明します。
ユーザー作成時のユーザー名
HCMユーザーを作成するには、「新規個人」作業領域で「従業員の採用」などのタスクを選択します。 ユーザー名は、デフォルトのユーザー・カテゴリに指定された書式で自動的に生成されます。 Oracle Fusion Cloud HCMユーザーが利用可能な各書式の概要を次の表に示します。
ユーザー名書式 |
説明 |
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Eメール |
就業者の勤務先Eメールがユーザー名になります。 採用時に勤務先Eメールを入力しない場合は、後からセキュリティ・コンソールで入力できます。 この書式はデフォルトで使用されます。 セキュリティ・コンソールで別のデフォルト書式を選択できます。 |
FirstName.LastName |
就業者の名と姓を1つのピリオドで区切った名前がユーザー名になります。 |
FLastName |
就業者の姓の前に名のイニシャルを加えた名前がユーザー名になります。 |
個人番号 |
手動採番を使用している場合は、入力した任意の番号がユーザー名になります。 それ以外の場合は、番号が自動的に生成され、編集することはできません。 自動的に生成された番号がユーザー名になります。 |
デフォルトのユーザー名ルールが失敗した場合は、システム・ユーザー名を生成できます。 システム・ユーザー名を生成するオプションはデフォルトで有効になっていますが、セキュリティ・コンソールで無効にすることもできます。
既存のユーザー名
HR担当者は、「ユーザー・アカウントの管理」ページで既存のユーザー名を変更できます。
就業者のユーザー名を変更するには:
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「自分のクライアント・グループ」タブで、「ユーザー・アカウントの管理」クイック処理を検索して選択します。 デフォルトでは表示されない場合は、「詳細の表示」をクリックする必要がある場合があります。 ライン・マネージャは、「自分のチーム」タブのクイック処理を使用できます。
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就業者を検索して選択します。
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「ユーザー・アカウントの管理」ページで、 を選択します。
- を選択します。
更新された名前(任意の書式を使用できます)は、自動的にアイデンティティ・ストアに送信されます。 ユーザー名の最大長は80文字です。
既存のユーザー名を変更しても、そのユーザーのパスワードとロールは変わりません。 ただし、変更の自動通知は送信されません。 したがって、更新されたユーザー名の詳細をユーザーに送信することをお薦めします。