フローの作成の概要

事前定義済のフロー・パターンをレビューし、必要に応じて独自のフロー・パターンを作成します。提供されたタスクまたはプロセスを順番に追加してフローを構築することで、独自のフローを作成できます。

事前定義済のフロー・パターンを直接編集することはできません。提供されているフロー・パターンの特定のコンポーネントのみを編集できます。

最初に配信されたフロー・パターンをコピーし、フロー・パターンの名前を変更してから、名前を変更したフロー・パターンを編集することで、配信されたフローを使用し、ユーザー定義のフロー・パターンを作成できます。

たとえば、提供されている「迅速給与」フロー・パターンを使用して、迅速支払を識別、計算および実行できます。フローをコピーして名前変更し、「支払登録の実行」タスクを追加して、支払を記録できます。

この表は、フロー・パターンを作成するために完了する必要があるタスクを示しています。

タスク	説明
フロー・パターンの作成またはコピー	フロー・パターンを作成またはコピーし、フロー・パターンでタスクを追加、削除または移動して、独自のユーザー定義フローを作成します。
タスクとアクティビティの追加	フロー・パターンは、1つ以上のアクティビティからのタスクで構成されます。給与サイクルの事前定義済フロー・パターンなど、給与サイクル全体のすべてのアクティビティを含めるか、複数のフローで給与処理を管理し、各フローのアクティビティが少なくなります。たとえば、週次給与を準備および計算するためのフロー・パターンと、支払を管理するための別のフロー・パターンを設定できます。必要に応じて、タスクと説明の名前を変更し、アクティビティまたはタスク・グループを変更します。たとえば、すべてのレポートを法定アクティビティに配置し、各検証タスクの名前を変更してレポート名を含めます。
タスクおよびフロー・パラメータの定義	「パラメータ」ページで、送信するパラメータを選択し、フロー・パターンでタスクを完了します。使用可能なタスク・パラメータのリストから新しいフロー・パラメータを追加したり、既存のフロー・パラメータの詳細を更新できます。
フロー・タスクの順序付け	「タスク順序」ページで、タスク順序を確認し、必要に応じてタスクの順序変更、追加または削除を行います。すべてのフロー・パターンは、開始タスクで始まり、終了タスクで終わります。「タスク詳細の編集」で連番を指定して、各タスクを編集: オーナー/チェックリスト・ページ。タスクは連続していますが、複数のタスクの処理を同時に開始できます。たとえば、プロセスとともにレポートを同時に実行できます。
タスク所有権の割当て	「タスク詳細の編集」で: 「所有者」および「チェックリスト」ページで、タスクの所有者を選択します。フローに複数の所有者を選択することもできます。
フロー・タスクのスケジュール	スケジュールを定義して、ここで選択します。それ以外の場合は、「できるだけ早く」オプションを使用して、送信後すぐにフローを実行します。
タスク通知の追加	通知を使用して、タスクの開始前にフロー所有者に十分な時間を与え、問題を準備して対処します。「タスク」ページで通知を追加できます。 HCMアラートを使用可能にし、事前定義アラートを使用してフロー・タスクのステータスを更新します。
前のタスク・エラーの場合でも処理を許可	前のタスクのステータスに関係なく、同じフローまたはクロス・フローで実行するフローの各タスクについて、「処理の許可」列の値を「はい」として設定します。フロー内のタスクは、「処理の許可」値が「はい」に設定されていないチェックリストで手動タスクまたはタスクが発生するまで処理を続行します。次に、手動タスクを「完了」として手動で設定して、フローで処理を再開できるようにする必要があります。
ロギングの有効化	「プロセス構成グループ」パラメータを使用してフローのロギングを有効にし、診断目的でフロー発行データを分析できるようにします。
接続フロー	「接続フロー」フィールドを使用して、現在のフローに接続するフローを選択し、実行結果を統合します。
フロー・セキュリティ	フロー・パターンを確認して送信した後、フロー・パターンのセキュリティ・プロファイルを作成します。 HCMデータ・ロール・セキュリティによって、送信または表示できる給与フローが決まります。