2 ネーム・サーバーのタイプ
BINDを使用して、次のような様々なタイプのネーム・サーバーを構成できます。
- マスター・ネーム・サーバー
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1つ以上のドメインに対して認可されたプライマリ(マスター)ネーム・サーバーは、そのゾーン・データを複数のデータベース・ファイルに保持し、この情報を、ゾーンでも構成されているバックアップ・ネーム・サーバーに定期的に転送できます。 組織は、ゾーンに対して次の2つのプライマリ・ネーム・サーバーを保守することがあります: ファイアウォール外部の1つのプライマリ・サーバーで、パブリックにアクセス可能なホストとサービスのゾーンに関する制限付き情報、および内部ホストとサービスの詳細を含むファイアウォール内の非表示または「ステルス」プライマリ・サーバーを提供します。
- セカンダリまたはバックアップ・ネーム・サーバー
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プライマリ・ネーム・サーバーのバックアップとして機能するバックアップ・ネーム・サーバーは、ゾーン・データのコピーを保持し、そのデータはプライマリ・サーバーのコピーから定期的にリフレッシュされます。
- スタブ・ネーム・サーバー
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ゾーンのプライマリ・ネーム・サーバーは、子ゾーンのプライマリおよびバックアップのネーム・サーバーに関する情報を保持するスタブ・ネーム・サーバーとして構成することもできます。
- キャッシュ専用ネーム・サーバー
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クライアントのかわりに問合せを実行し、結果をクライアントに返した後でレスポンスをキャッシュに保存します。 このサーバーはドメインに対してオーソリタティブではなく、これによって記録される情報は、キャッシュされた問合せの結果のみになります。
- 転送ネーム・サーバー
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すべての問合せを別のネーム・サーバーに転送し、結果をキャッシュします。これにより、ローカル処理、外部アクセスおよびネットワーク・トラフィックが減少します。
実際には、複雑な構成のネーム・サーバーは、これらの複数のタイプの組合せになります。