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Extファイル・システムからBtrfsファイル・システムへの変換

ルート・パーティションまたはブート・パーティションとして使用されていないファイル・システムでは、Extファイル・システムからBtrfsへの変換を実行できます。

注意:

変換ツールには、Btrfsへの変換後すぐにロールバックするために使用できるExtファイル・システム・メタデータのイメージが格納されますが、変換が失敗したり、ロールバック・イメージが削除され、Extファイル・システムの使用に戻す場合は、ファイル・システムの完全バックアップがあることを確認してください。

ルート・ファイル・システム以外のExtファイル・システムをBtrfsに変換するには:

  1. ファイル・システムをアンマウントします。
    sudo umount mountpoint          
  2. 基礎となるデバイスで正しいバージョンのfsck (たとえば、fsck.ext4)を実行して、ファイル・システムの整合性をチェックして修正します。
    sudo fsck.extN -f device
  3. ファイル・システムをbtrfsファイル・システムに変換します。
    sudo btrfs-convert device
  4. ファイル/etc/fstabを編集し、ファイル・システムのファイル・システム・タイプをbtrfsに変更します。 たとえば:
    /dev/sdb               /myfs          btrfs    defaults  0 0
  5. 古いマウント・ポイントに変換済のファイル・システムをマウントします。
    sudo mount device mountpoint           
  6. ファイル・システムを確認し、Extバックアップ・イメージを確認します。
    Btrfsファイル・システムが正しく初期化され、そのデータがファイル・システムでまだ使用可能であることを確認します。 たとえば:
    sudo btrfs filesystem usage mountpoint
    ls -lah mountpoint

    ファイル・システムには、ext2_savedというラベルが付いたサブボリュームが含まれています:

    sudo btrfs subvolume list

    サブボリュームには、ファイル・システムを元のExtファイル・システム・タイプにロールバックするために使用できるExtファイル・システムのイメージが含まれています。 ファイル・システムをロールバックするには、次を実行します:

    sudo umount mountpoint
    sudo btrfs-convert -r device

    ファイル・システムは元のExtファイル・システム・タイプにロールバックされます。

    Extファイル・システム・イメージは、ディスク領域を占有するため、Btrfsファイル・システムで他のディスクまたはファイル・システム操作を実行した後、使用できなくなったり、必要になったりすることがあります。 次のコマンドを実行して、このバックアップを削除できます:

    btrfs subvolume delete mountpoint/ext2_saved