4 ネットワーク・イベント発生時のスクリプトの実行
NetworkManager-dispatcherが実行するスクリプトを指定することで、ネットワーク・イベントに応答するようにシステムを構成できます。 たとえば、デバイスの起動時にリモート・ファイル・システムをマウントしたり、デバイスが接続を失ったときに通知を送信するには、スクリプトを使用します。
ネットワーク・アクションが発生すると、
NetworkManager.serviceはNetworkManager-dispatcher.serviceを起動し、次のパラメータに従って/etc/NetworkManager/dispatcher.d/のスクリプトを実行します:
- 一度に1つのスクリプトが実行されます。
- スクリプトは、ネットワーク・イベントが発生する順序に基づいて順番に実行されます。
- ディスパッチャ・サービスがスクリプトをキューに入れた後は、後のアクションによってスクリプトが不要になった場合でも、スクリプトは常に実行されます。
- NetworkManagerは、実行時間が長すぎる場合にスクリプトを終了します。