コンテナ

このOracle Linux 10リリースでは、コンテナに関連する次の機能、拡張機能および変更が導入されています。

バージョン5.4でリリースされたPodman

Podmanがバージョン5.4でリリースされました。Podmanコンポーネント・パッケージには次のものがあります:

  • podman-5.4
  • buildah-1.39
  • crun-1.19
  • skopeo-1.18

これらのパッケージは、dnf installコマンドを使用して直接インストールできます。たとえば、次のコマンドを実行します。

sudo dnf install podman buildah crun skopeo

Buildahアーティファクト・マニフェスト

buildah manifestサブコマンドは、新しいオプションをサポートしています。

buildah manifest add
  • --artifact
  • --artifact-type
  • --artifact-config-type
  • --artifact-layer-type
  • --artifact-exclude-titles
  • --subject
buildah manifest annotate
  • --index
  • --subject
buildah manifest create
  • --annotation

Podmanヘルスチェック・イベントの無効化

Podmanヘルスチェック・イベントのロギングを無効にできます。

containers.conf構成ファイルで、[engine]セクションの下にある新しいhealthcheck_eventsオプションを見つけ、healthcheck_events=falseに設定します。

リソースに対する永続的な変更

podman updateを実行してコンテナ構成を変更すると、これらの変更は永続的になります。この機能は、SQLiteおよびBoltDBデータベースに適用されます。

Podmanバージョン5.0のデフォルト設定

Podmanバージョン5.0には、次のデフォルト設定があります:

  • cgroups v1のかわりにcgroups v2が使用されます。
  • ルートレス・コンテナのデフォルト・ネットワークは、slirp4netnsではなくpastaになりました。

互換性のあるボリュームの処理

--compat-volumesオプションを使用して、古いコンテナ・ボリュームとの互換性を提供できるようになりました。--compat-volumesは、次のコマンドで指定できます:
  • buildah build
  • podman build
  • podman farm build

JSON配列を返すpodman pod inspect

podman pod inspectを実行すると、コマンドで1つのポッドのみを検査する場合でも、常にJSON配列が返されます。

Podmanでのカスタマイズ可能なヘルスチェック出力

Podmanの個々のコンテナのヘルスチェック出力のストレージをカスタマイズできるようになり、必要に応じてより詳細なデバッグ情報を保持できるようになり、データの機密性とストレージの最適化に関する懸念事項に対処するために特定のコンテナのヘルスチェック出力ストレージを制御できるようになりました。この拡張機能は、ライブ・サービスに影響を与えずに散発的なヘルスチェックの失敗をトラブルシューティングする場合に役立ちます。これは以前の制限に比べて大幅な改善で、以前は、ヘルスチェック出力が最新の5回の実行に制限されていて、1回の実行で文字制限が500で、podman inspectコマンドからしかアクセスできませんでした。

移動されたコンテナ・ストレージ構成ファイル

デフォルトのコンテナ・ストレージ構成ファイルが、/etc/containers/storage.confから/usr/share/containers/storage.confに移動されました。