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Oracle Linuxでの認証

Oracle Linuxでは、認証はプロファイルベースです。 各プロファイルは、異なるメカニズムを使用してシステム・アクセスを認証します。

次のプロファイルは、Oracle Linuxとともにインストールされます:

  • sssd: システム・セキュリティ・サービス・デーモン(sssd)サービスを使用して、システム認証を実行します。 sssdサービスは、Kerberos、Active Directory、FreeIPA、LDAPなどの多くの集中管理ディレクトリおよび認証プロバイダ用のクライアントです。

  • winbind: winbindサービスを使用してシステム認証を実行します。 winbindサービスは、Windowsサーバー上のユーザーおよびグループの情報を解決し、Oracle LinuxがWindowsのユーザーおよびグループを理解できるようにするクライアント側サービスです。

  • local: システム・ファイルを使用して、ローカル・ユーザーのシステム認証を実行します。 これは、Oracle Linux 10のデフォルトの認証プロファイルです。

これらの既存のプロファイルは、組織の認証ニーズに合わせて調整できます。 たとえば、異なるバックエンド・ディレクトリ・サービスを使用するようにsssdプロファイルを構成できます。

外部ベンダーが提供するプロファイルを使用することも、カスタム・プロファイルを作成して特定の認証要件を適用することもできます。