データ・エンリッチメントのためのカスタム・ナレッジの追加
カスタム知識をOracle Analyticsに追加して、システム知識を強化します。 たとえば、処方薬をUSP医薬品カテゴリの鎮痛薬または麻酔薬に分類するカスタム・ナレッジ参照を追加する場合があります。
数字のみのキーの使用
カスタム・ナレッジをOracle Analyticsに追加する場合、先頭のゼロを削除せずに、デジタルのみのキーまたは数値キーをプロファイルできます。これは、Oracle Analyticsが通常の数値を取り込む方法です。 たとえば、Oracle Analyticsで、10101501ではなく、UNSPSC分類コード0010101501を0010101501 (つまり、コードの開始時に00を保持)として取り込むことができます。 ワークブック設計者は、参照ナレッジに完全なキーを保持することで、推奨にアクセスしてデータをエンリッチできます。この例では、名前、ファミリ、区分などのUNSPSCデータが提供されます。
数字のみのキーの追加に関するヒント
ソース・ファイルで、キー列をテキストとして定義し、最初の列にします。 ファイルの他の列の形式を変更する必要はありません。
たとえば、UNSPSC分類コード・データセットのCommodity列には各行のキー識別子が保持されます。 Commodityキーは先頭にゼロがいくつか付いた数字です。 Oracle Analyticsは、「商品」列の値を属性として扱います。
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図ingest-digit-data-1.pngの説明」
ワークブック設計者がこのカスタム・ナレッジに基づいてデータを追加すると、エンリッチメント推奨がそのデータに適したものになります。 この例では、「商品」列のUNSPSC分類コードのエンリッチメント推奨により、名前、ファミリ、クラスなどの商品データでビジュアライゼーションをエンリッチできます。
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図ingest-digit-data-2.pngの説明」