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セマンティック・モデル・ファイルの準備

クラウドのためのセマンティック・モデルの.rpdファイルを準備します。

  1. Oracle Analytics Serverを使用していることを確認します。
  2. セマンティック・モデルの.rpdファイルを開き、整合性チェック・マネージャを使用して整合性チェックを実行します。
  3. 初期化ブロック情報をクリーンアップします:
    1. 初期化ブロックが正しいデータ・ソースを指していることを確認してください。
    2. 不要になった未使用の初期化ブロックを無効化または削除します。
    3. 認証および認可の初期化ブロックを削除します(USER、ROLESまたはGROUPセッション変数の値を設定します)。

      Oracle Analytics Cloudは、データ・ソース接続資格証明の変数:userおよび:passwordをサポートしていません。

  4. セマンティック・モデル内のデータベース接続情報が最新であることを確認してください。

    Oracle BI管理ツールから接続プール設定を確認します。

    • 「データ・ソース名」には、データが格納されているデータベースの完全な接続文字列が含まれている必要があります。

      ここでネット・サービス名は指定できません。

    • コール・インタフェースは、Oracle Call Interface (OCI)である必要があります。

    セマンティック・モデルが複数のデータベースに接続する場合は、各接続プールの設定が正しいことを確認します。

  5. 不要になった未使用のデータベース接続を削除します。
  6. 問合せのパフォーマンスを最適化するには、データベース・パラメータDEFAULT_BULK_FETCH_ROW_COUNTおよびMAX_BULK_FETCH_BUFFER_SIZEがOracle Analytics Cloudに対して正しく設定されていることを確認します。
    1. 「物理レイヤー」ペインで、検証するデータベース接続を選択し、「特徴」ペインを開きます。
    2. レイテンシの問題を回避するために、次のパラメータがOracle Analytics Cloudの最小推奨値を上回っていることを確認します。

      • DEFAULT_BULK_FETCH_ROW_COUNT: 5000 (最小推奨値)

        最小推奨値より小さい場合は、5000に増やします。 大きい値に設定すると、そのままにできます。

      • MAX_BULK_FETCH_BUFFER_SIZE : 10000000 (最小推奨値)

        最小推奨値より小さい場合は、10000000に増やします。 大きい値に設定すると、そのままにできます。

      ceal_database_odw_settings.jpgの説明は以下のとおりです
      図ceal_database_odw_settings.jpgの説明
    3. 物理レイヤーのデータベースごとに、これらのステップを繰り返します。
  7. 公開しないサブジェクト領域または動作中の接続がないサブジェクト領域を無効化します。

    接続情報が見つからない場合、ユーザーにOracle Analytics Cloudのサブジェクト領域が表示されるとメッセージFetch subject areas failed errorが表示されます。

  8. このバージョンをリストアする必要がある場合に備えて、現在のセマンティック・モデルを含むスナップショットにOracle Analytics Cloudをバックアップします。

セマンティック・モデルの準備ができたら、Oracle Analytics Cloudにアップロードできます。