プロキシ認証について
Oracle BI Publisherでは、様々なデータ・ソースへの接続に対してプロキシ認証をサポートしています。
次のようなデータソースがサポートされます。
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Oracle 10gデータベース
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Oracle 11gデータベース
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Oracle BI Server
JDBCを介した直接データ・ソース接続およびJNDI接続プールを介した接続では、Oracle BI Publisherによりプロキシ認証の使用を選択できます。 プロキシ認証の使用を選択すると、Oracle BI Publisherでは、個別ユーザーのユーザー名(Oracle BI Publisherにログイン)がデータ・ソースに渡されるため、Oracle BI Publisherサーバーがデータ・ソースに接続するときに、クライアントのidと権限が保持されます。
この機能を有効にすると、データベースで追加の設定が必要になります。 行レベルのセキュリティを確保するために、データベースの仮想プライベート・データベース(VPD)を有効にする必要があります。
Oracle BI Serverへの接続にはプロキシ認証が必要であることに注意してください。 この場合、プロキシ認証はOracle BI Serverで処理されるため、基礎となるデータベースにはOracle BI Serverでサポートされる任意のデータベースを使用できます。