データ・アクションのplugin.xmlファイル拡張子セクション

データ・アクションのplugin.xmlファイル拡張子セクション - tns:extension

拡張機能で指定するデータ・アクションごとに、次のような<tns:extension>要素を使用してデータ・アクション拡張を登録する必要があります:

<tns:extension id="oracle.bi.tech.currencyconversiondataaction" point-id="oracle.bi.tech.plugin.dataaction" version="1.0.0">
   <tns:configuration>
   {
      "host": { "module": "obitech-currencyconversion/currencyconversion" },
      "resourceBundle": "obitech-currencyconversion/nls/messages",
      "properties":
      {
         "className": "obitech-currencyconversion/currencyconversion.CurrencyConversionDataAction",
         "displayName": { "key" : "CURRENCY_CONVERSION", "default" : "Currency Conversion" },
         "order": 100
      }
   }
   </tns:configuration>
</tns:extension>

説明:

idは、データ・アクションに指定する一意のIDです。
point-idは、登録する拡張機能のタイプです。データ・アクション拡張の場合、これをoracle.bi.tech.plugin.dataactionに設定する必要があります。
versionは、拡張定義で使用される拡張APIバージョンです(このセットは1.0.0のまま)。

<tns:configuration>要素には、次を定義するJSON文字列が含まれています:

host.module - これは、データ・アクションを含むモジュールの完全修飾名です。この完全修飾モジュール名は、%PluginID%/%ModuleName%として編成されます:
- %PluginID%は、<tns:obiplugin>要素のID属性で指定した拡張IDに置き換える必要があります。
- %ModuleName%は、データ・アクションを含むJavaScriptファイルの<tns:resource>要素のID属性で指定したリソースIDで置き換える必要があります。
resourceBundle - これは、このデータ・アクションがローカライズされたリソースが含まれているリソース・ファイルへのネイティブ言語サポート・パスです。リソース・ファイルの名前がmessages.jsで、規定のnlsディレクトリ構造に正しく格納されている場合は、このプロパティを%PluginID%/nls/messagesに設定します(%PluginID%は、plugin.xmlファイルの上部にある<tns:obiplugin>要素のID属性で指定した拡張IDに置き換える必要があります)。
「properties.class名前」 - これは、登録するデータ・アクションに指定される完全修飾クラス名です。この完全修飾クラス名は、%PluginID%/%ModuleName%.%ClassName%として編成されます:
- %PluginID%は、<tns:obiplugin>要素のID属性で指定した拡張IDに置き換える必要があります。
- %ModuleName%は、データ・アクションを含むJavaScriptファイルの<tns:resource>要素のID属性で指定したリソースIDで置き換える必要があります。
- %ClassName%は、JavaScriptファイルでデータ・アクション・クラスに指定した名前に置き換える必要があります。
「properties.display名前」 - このプロパティには、オブジェクトおよび次の2つのプロパティが含まれます:
- keyは、ネイティブ言語サポート・メッセージ・キーです。このキーを使用して、指定したresourceBundle内からローカライズされたデータ・アクション表示名を参照できます。
- 「デフォルト」は、何らかの理由でローカライズされた表示名が見つからない場合に使用するデフォルトの表示名です。
properties.order - このプロパティによって、データ処理のリストに表示される場合のこのデータ処理の表示位置の決定に使用されるヒントを提供できます。順序プロパティに小さい数値を持つデータ・アクションは、数値の大きいデータ・アクションの前に表示されます。同点がある場合、データ・アクションはシステムによってロードされる順序で表示されます。