管理と制限事項
自動インサイトは、デフォルトでオンになり、データセットをアップロードおおび保存したときに実行されます。 必要に応じてリフレッシュまたは無効化できます。 Oracle Analyticsの自動インサイトでサポートされるデータセットにはいくつか制限があります。
自動インサイトはいつ実行され、どのようにしてリフレッシュまたは無効化するのか?
- 「インサイト」ペインで設定を編集し、「適用」をクリックします。 これにより、最も興味深いインサイトが新しい設定でリフレッシュされます。 前の段落を参照してください。
- 自動インサイトをオフにしてから、データセットの「検査」メニューに戻ります。 これにより、自動インサイトの結果の完全リフレッシュを強制的に行い、データセットで新しい統計セットを再計算します。 これは、前の箇条書きで提案された設定の更新よりも深いリフレッシュで、データセットのサイズに応じて完了まで数分かかる場合があります。
フィルタ変更を含めるための自動インサイトのリフレッシュの詳細は、「自動インサイトのリフレッシュによるフィルタの反映」を参照してください。
自動インサイトは、デフォルトでオンになります。 管理者は、管理コンソールの「パフォーマンス」および「互換性」オプションのオプションを設定することで、インスタンス内の自動インサイトの使用を制御します。 「検査」メニューを表示してダイアログの最初のページで「インサイト」オプションを選択解除することで、データセットに対して自動インサイトをオンまたはオフにすることができます。 自動インサイトをオンに戻すと、データセットに対する統計が再計算されます。
サポートされるデータセット・タイプと既知の制限事項
- Essbase、Oracle Planning and Budgeting Cloud Service、分析ビューなどの多次元ソース
- サブジェクト領域またはローカル・サブジェクト領域
モデルのファクト表で「グレインの保持」オプションを設定した場合は、複数表データセットを使用できます。 このオプションの設定は、複数の表がモデルに結合されている場合にどの表がファクト表として機能するかを指定します。 データ・モデルの表を右クリックして、「グレインの保持」オプションを設定します。
サポートされていないタイプのデータセットがある場合は、これらのデータセットの抽出を生成し、ファイルベースまたは表ベースのデータセットをOracle Analyticsに作成してから、それらに対して自動インサイトを実行できます。
自動インサイトでは、インサイトと計算の説明テキストが英語で表示されます。
「インサイト」ペインをリフレッシュした後、ワークブックに複雑なフィルタが適用されている場合、自動インサイトで特定のタイプのビジュアライゼーションがレンダリングされない場合があります。