RESTアダプタを使用してREST APIを公開する統合のビルド
「RESTアダプタ」は、Twitterとの統合などのシナリオで使用できます。 Twitterは、リソースにアクセスするためのいくつかのRESTエンドポイントを提供します。 このユースケースでは、Basic Authenticationセキュリティ・ポリシーを使用して、保護されているリソースにTwitterからアクセスする方法について説明します。
Twitter資格証明の取得
-
必要なTwitter接続の詳細を、Twitter開発者ページ(https://dev.twitter.com)から取得します。 これらのキーは、ConnectionsページでTwitterアダプタを構成するために必要です。 詳細は、「Oracle Integration 3でのTwitterアダプタの使用」を参照してください。
-
コンシューマ・キー
-
コンシューマ・シークレット
-
アクセス・トークン
-
アクセス・トークン・シークレット
-
Twitterアダプタの構成
-
Oracle Integrationの接続ページの資格証明ダイアログで、Twitterから取得した情報を使用して次のフィールドに入力します。 「カスタム・セキュリティ・ポリシー」セキュリティ・ポリシーはデフォルトで表示され、選択解除できないことに注意してください。
-
「Consumer Key」フィールドに、コンシューマ・キーを入力します。
-
「Consumer Secret」フィールドに、コンシューマ・シークレットを入力します。
-
「Access Token」フィールドに、アクセス・トークンを入力します。
-
「Access Secret」フィールドに、アクセス・トークン・シークレットを入力します。
-
「RESTアダプタ」の構成
-
Oracle Integrationの接続ページで、次のフィールドに入力します。
-
「Connection Properties」ダイアログで「REST API Base URL」を選択して接続URLを指定します。
-
「Credentials」ダイアログで、「Basic Authentication」をセキュリティ・ポリシーとして選択して適用可能なユーザー名とパスワードを指定します。
-
統合の作成
-
「RESTアダプタ」をトリガー側にドラッグし、次のように構成します:
-
Basic Infoページに次のパラメータを指定します。
-
「POST」アクションを選択します。
-
「このエンドポイントのリクエスト・ペイロードの構成」を選択します。
-
「このエンドポイントを構成してレスポンスを受信」を選択します。
-
-
Requestページでリクエスト・スキーマを指定します。
-
Responseページでレスポンス・スキーマを指定します。
-
-
呼出し側にTwitterアダプタをドラッグして、次のように構成します。
-
「Tweet」操作を選択します。
-
-
リクエスト・マッパーで、ソースからターゲットへの適切なマッピングを構成します。
-
レスポンス・マッパーで、ソースからターゲットへの適切なマッピングを構成します。
統合の呼出し
-
ブラウザから統合を呼び出します。
https://host:port/integration/flowapi/rest/TWEET/v01/tweet?status=Hi Twitter from ICSこれによりTwitterにリクエスト・ステータスがポストされます。
-
Twitterアカウントにログインします。
-
リクエスト・メッセージおよびレスポンス・メッセージをノートにとります。

図ics_twitter_response.pngの説明