EXPORT_DATAを使用したOracle Data Pumpファイルとしてデータをオブジェクト・ストアに移動
問合せを指定することで、Oracle Data Pumpダンプ・ファイルにデータをエクスポートできます。
このエクスポート・メソッドでは、DBMS_CLOUD.EXPORT_DATA
プロシージャを使用して、エクスポートするデータを選択する問合せを次のように指定します:
DBMS_CLOUD.EXPORT_DATA
を使用したデータのエクスポートに関するノート:
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DBMS_CLOUD.EXPORT_DATA
で作成したダンプ・ファイルは、Oracle Data Pumpimpdp
を使用してインポートできません。 データベースに応じて、次のようにこれらのファイルを使用できます:-
Autonomous Databaseでは、
format
パラメータtype
を値'datapump
'でサポートするDBMS_CLOUD
プロシージャとともにダンプ・ファイルを使用できます。DBMS_CLOUD.COPY_DATA
を使用してダンプ・ファイルをインポートするか、DBMS_CLOUD.CREATE_EXTERNAL_TABLE
をコールして外部表を作成できます。 -
Oracle Database 19cオンプレミスなどの他のOracle Databaseでは、
ORACLE_DATAPUMP
アクセス・ドライバを使用して、DBMS_CLOUD.EXPORT_DATA
プロシージャで作成されたダンプ・ファイルをインポートできます。 詳細については、「ORACLE_DATAPUMPアクセス・ドライバを使用したデータのアンロードおよびロード」を参照してください。
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DBMS_CLOUD.EXPORT_DATA
で生成されるダンプ・ファイルの数は、プロシージャの実行時に決定されます。 生成されるダンプ・ファイルの数は、file_uri_list
パラメータで指定するファイル名の数、インスタンスで使用可能なECPUの数、サービス・レベルおよびデータ・サイズによって異なります。たとえば、2つのECPU Autonomous Databaseインスタンスまたは
low
サービスを使用する場合、複数のファイル名を指定した場合でも、単一のダンプ・ファイルはパラレル化なしでエクスポートされます。medium
またはhigh
サービスで8つのECPU Autonomous Databaseインスタンスを使用する場合、複数のファイル名を指定すると、ジョブをパラレルに実行でき、複数のダンプ・ファイルがエクスポートされます。 -
指定する
query
パラメータ値は、必要に応じて、結合または副問合せを含む問合せなどの拡張問合せにすることができます。