消費量アナリティクスを使用するためのコンテンツ・レイアウトおよびサイト・ページの準備
消費アナリティクスでは、サイトのアセットの使用状況および人気を追跡できます。 これは、サイトの「アセット消費機能が使用可能です」があれば、すべての標準コンポーネントのサイト・レベルで自動的に行われます。
カスタム・レイアウトおよびコンポーネントの消費アナリティクスを追跡するには、コンテンツ・レイアウトおよびサイト・ページを準備して、コンポーネントが使用されるサイト内のデータを収集する必要があります。 アナリティク情報は、サイト・ページがOracle Content Managementで表示するためにAPIでレンダリングおよびコールされたときに収集できます。
サイト・ページで使用されるアセットに対して複数のイベントを収集できます。
イベント・タイプ | 説明 |
---|---|
ロード | アセットはサイト・ページで参照されています。 |
view | サイト・ページのアセットは、ブラウザ・ビューポートにスクロールされます。 |
play | サイト・ページのメディア・アセットの再生が開始されました。 |
download | アセットに対してダウンロード操作が開始されます。 |
データを収集するためのページの準備
コンテンツ・レイアウトとサイト・ページを準備してデータを収集するには、2つの方法があります。 レンダリングされたアセット・マークアップをページに補強したり、直接JavaScriptコールでアセット・イベントを手動で生成できます。
コンポーネント属性
資産消費イベントを自動的に記録するには、ページ上のレンダリングされたアセット・マークアップに特別なデータ属性を追加します。 data-asset-operation
属性は、アナリティク・イベントを自動的に生成するようにSCSRenderAPIに指示します。 data-asset-operation
属性の値構文は、<page-event>:<asset-id>:<asset-event>です。 属性ごとに複数のアセット操作をセミコロン(;)で区切って指定できます。
data-asset-operation
属性には複数のパラメータがあります。
パラメータ名 | 説明 |
---|---|
page-event | 通常、ページ・イベントは、要素の「クリック」や「再生」イベントなどのDOMイベントに対応します。 サポートされているページ・イベントは次のとおりです:
|
asset-id | コンテンツ・アイテムまたはデジタル・アセットのID。 |
asset-event | サポートされているアセット・イベントの1つ
|
たとえば、簡易コンテンツ・アイテムの最終マークアップは次のようになります:
<div data-asset-operation="view:COREBE60D5159507409B97E9B5CD27937B82:view">
Hello World!
</div>
このマークアップのdata-asset-operation
属性は、このマークアップがページに表示されたときに、アセットのロード・イベントを自動的に生成します。 また、ブラウザ・ビューポートでアイテムがビューにスクロールされると、ビュー・イベントが記録されます。
JavaScript APIコール
SCSRenderAPI.recordAssetOperation( assetId, assetEvent ) â {Boolean}
名前 | タイプ | 必須 | 説明 |
---|---|---|---|
assetId | 文字列 | はい | コンテンツ・アイテムまたはデジタル・アセットのID。 |
assetEvent | 文字列 | はい | サポートされているアセット・イベントの1つ
|
このオブジェクトは、イベントが記録のために受け入れられた場合はtrueのブール値を返し、受け入れられない場合はfalseを返します。
たとえば、次のスクリプトは、指定されたaddetIdのボタンがクリックされたときに再生イベントを記録します。
<button onclick="javascript:SCSRenderAPI.recordAssetOperation('CONTBEAA53457DDE412B872D21DDC05FED5D', 'play')">Play the Associated Video</button>
ノート:
アナリティクス情報を記録するには、消費アナリティクスを「サイト設定で有効化」にする必要があります。その他の例
次に、デジタル・アセットにdata-asset-operation
マークアップを追加する例を示します。
<img data-asset-operation="view:CONTBE5A53457DAE412B872C21DDC05FED5D:view" src="https://samples.mycontentdemo.com/content/published/api/v1.1/assets/CONTBE5A53457DAE412B872C21DDC05FED5D/Medium/Blog400px.jpg?channelToken=47c9fb78774d4485bc7090bf7b955632">
次に、参照フィールド・タイプにdata-asset-operation
マークアップを追加する例を示します。
<ul data-asset-operation="view:COREBE60D5159507409B97E9B5CD27937B82:view">
<li>Name: Joe Bloggs</li>
<li>Age: 39</li>
<li>Photo: <img data-asset-operation="view:CONTBE5A53457DAE412B872C21DDC05FED5D:view" src="https://samples.mycontentdemo.com/content/published/api/v1.1/assets/CONTBE5A53457DAE412B872C21DDC05FED5D/Medium/Blog400px.jpg?channelToken=47c9fb78774d4485bc7090bf7b955632"></li>
<li>Video: <video data-asset-operation="view:CONTBE5A53457DAE412B872C21DDC05FED5D:view;play:CONTBE5A53457DAE412B872C21DDC05FED5D:play" src="https://samples.mycontentdemo.com/content/published/api/v1.1/assets/CONTBE5A53457DAE412B872C21DDC05FED5D/Medium/Blog400px.jpg?channelToken=47c9fb78774d4485bc7090bf7b955632"></video></li>
</ul>