ユーザーへの必要な権限の付与
この項では、バックアップからセキュアなデータ・ストアにシャード・データをロードする前に、ユーザーに必要な権限を付与する方法について説明します。
セキュアなデータ・ストアにレコードをリストアするユーザーは、必要な権限を持っている必要があります。loadコマンドを使用してデータをリストアする前に、次のコマンドを実行して、ユーザーに必要な権限を付与します。ロールおよび権限の詳細は、ロール、権限およびユーザーの管理を参照してください。
SQLシェルにログインします。ユーザーとパスワードの入力を求められたら、バックアップしたストアで作成したものと同じユーザーおよびパスワードを入力します。詳細は、SQLシェルの起動を参照してください。次のコマンドでは、
kvroot2/securityがセキュリティ・ディレクトリです。セキュリティ・ディレクトリには、makebootconfigコマンドを使用してセキュア・ストアを作成する際に、securityconfigツールによって自動的に生成されたすべてのセキュリティ関連ファイルが含まれています。詳細は、「データ・ストアでのセキュリティの構成」を参照してください。java -Xmx64m -Xms64m -jar lib/sql.jar -helper-hosts phoenix581601:5000 -store mystore -security kvroot2/security/client.security
Login as:root
root's password:<password>SQLプロンプトが表示されます
sql->readwriteおよびwritesystableロールをユーザーに付与します。GRANT readwrite TO USER root
Output:
Statement completed successfully
GRANT writesystable TO USER root
Output:
Statement completed successfully
exit