コンテナ内のKVLiteのクイック・スタート
Oracle NoSQL Databaseコンテナ・イメージを使用して、コンテナ内でOracle NoSQL Databaseを実行できます。
前提条件
コンテナ化ツールをインストールします。このマニュアルでは、例としてDockerを使用しています。
使用するコンテナ・イメージは、KVLiteと呼ばれるOracle NoSQL Databaseの簡易バージョンです。KVLiteは、レプリケートされない単一のストレージ・ノード、単一のシャード・ストアを提供します。単一プロセスで実行され、管理インタフェースを必要としません。
この章の内容は次のとおりです:
ノート:
Dockerの詳細な説明は、このドキュメントの範囲外です。この章では、Dockerに関する事前の知識があることを前提としています。ノート:
- KVLiteは、本番デプロイメントやパフォーマンス測定のためのものではありません。機密情報とみなされないデータを使用してテストすることをお薦めします。つまり、ユーザー名、パスワード、クレジットカード情報、投薬情報などの機密情報を使用してテストしないでください。
- GitHubコンテナ・レジストリには、2つのOracle NoSQLコンテナ・イメージがあります。1つはセキュアな構成を使用し、もう1つはセキュアでない構成を使用します。主な違いは、KVLiteへのアクセス方法です。セキュアな設定を使用することをお薦めしますが、設定時には追加のステップが必要となります。セキュアな設定を使用する利点の1つは、セキュアなKVStoreの設定に必要なものが表示されることです。
- コンテナ内でのKVLiteの起動
- SDKドライバを使用したデータベースへの接続
- Oracle NoSQL Visual Studio Code拡張機能を使用したデータベースへの接続
- Oracle NoSQL IntelliJプラグインを使用したデータベースへの接続